Aloha☆
さてお伊勢参りも締めくくりのお話になります。
内宮をお参りして、すっかり気持ちも晴れやかになって、午後は天岩戸と伊雑宮へ向かいます。
伊雑宮は、プリミ恥部さんと矢作直樹先生の対談の本で頭にインプットされた神社で、調べていくと、今の内宮さんに天照大御神が落ち着かれる前にいらっしゃったという記述もあるようです。
その伊雑宮にある木が見たくて、他にも理由なく行かなきゃいけない気持ちがあったので、行くぞ!と決めていました。
ただ伊勢神宮からは距離があり、ひとつ山を越える感じなので時間もかかるのです。
電車はあるのですが、本数とか考えると、、、
私は運転をしませんので、どうやって行こうかとGoogleマップを広げたり縮めたりして眺めていたときに、「天岩戸」という文字がドドーンと目に飛び込んできたのです。
これは行くでしょ
ただこの天岩戸も、まー車がないと行きづらいところにあって。。。
観光地じゃないのでまったくそれでよいのですが、時間を気にしながらの旅だと考えちゃう。
でもね、せっかく行けるご縁を得ているのに、無駄にはできません。
だいたい経験上、宇宙タイミングであっても、最期は自分の決断なのです
なので、タクシー会社に相談して、内宮~天岩戸~伊雑宮へと連れて行ってくださるようお願いしました。
これがまた大成功。この上なく親切な運転手さんと巡り合いました。
(これも吉方位効果と思います)
そしていざ、天岩戸へ。
行く道すがら運転手さんからいろいろな説明を聞きました。
伊勢神宮の周りの山にある木で遷宮の時はお社もろもろ作るんだよとか、遷宮は20年に一度だけど、そこで使える木になるのには、百年の単位で木が育っていないと使えないんだよとか。。。
壮大すぎて、自分のことがとてもちっぽけで、ただの一部でしかないことを改めて実感。
だからといって自分を粗末にするのはもってのほかだけど、自分のことだけやってればいいわけじゃ、絶対にないんだよね。
途中の道には狸やら鹿やらが出るそうで、運転手さん的には見せたかったようですが、残念ながら出てこなかった。
そして天岩戸の駐車場に到着。
ここから、山の中を天岩戸に向かって歩いていくのですが、どうも雲行きがあやしい。
そして晴れ女な私は傘を持っていない。。。
でも、運転手さんが私の分の傘も用意してくださって、おまけに天岩戸までの道案内もしてくださいました。
猿田彦神社の黄色い蝶々といい、天岩戸行きの運転手さんといい、私、今回の旅は本当によいガイドがついてくれました。ありがたいなー。
駐車場の横には、山道用の長い杖があります。
ワンドだ☆
なのでもちろん使いましょう。長い棒ってなんか持つと強くなれる気がするのは私だけ?
これが天岩戸へ続く道です。すごいオーラ。
鳥居をくぐると石灯篭があるのですが、その細工がとても素晴らしいです。
時間が経過して風格が出たり、壊れたりした箇所もありますが、これができた当時のことを想像してみると、ちょっとわくわくします。
きっとその当時の職人さんが腕によりをかけて作ったんだろうなぁ。
いよいよです。
もうね、遠くからでも山が違うから。
御神水といわれる水が湧き出ているところは、その山からして存在が違うんです。
これは京都の貴船神社でもめちゃくちゃ感じたこと。
そして天岩戸はこれですね。
あーなんだろう、中を覗きたい。覗くよね。
でも暗くてよく見えなかった。。。
そしてお水の量の多いこと!日に3トンも出るらしいです。
これが内宮の五十鈴川の源流なんだそうです。
あー、だから来なくちゃいけなかったんだわーと思います。
天岩戸の横には瀧祭窟がありました。
ということでここは水神(龍神)さま管轄。道理で晴れ女であっても雨に降られるわけだし、降られるほうがいいってことじゃない。
思い切り山からのエネルギーだとか、いろいろなものを受け取ってくることができました。
さて帰ろうとなったときに、運転手さんが落ち葉の中から選別したものをもんで、
「かいでごらん」と渡してくれました。
なんだこれー、めっちゃいい匂い!
でもね、聞いても何の木の葉か教えてくれなかったんだよねー。
どうやら香る葉とそうでないものがあるらしく、匂いのよいものが嗅げたというのは吉兆だそうです。
詳細、出どころ不明だけど、そういうことにして喜んでおきます。
さぁ、次は伊雑宮へ!
ここでも雨に降られましたが、大きな木がたくさんあるので、傘もささずに参拝できました。
伊勢神宮に行くって思ってから、ずっとここに来なくちゃいけない気持ちになっていたんだけれども、それがわかる瞬間があって、来てよかったなと思いました。
いろいろ探さなくても、自分がすでに持っているものって結構あるんだよね。
そしてここの木々たちもまた良くて。
なんで大きな木ってあんなにすごいんだろう。安心感とか安定感とか達観しているたたずまいがたまらない。
そんな木がたくさんありました。
そしてこんな楠も。
幹の下部の形が巾着に見えるということで「巾着楠」と呼ばれているそうです。
樹齢を尋ねたのですが、正確にはわからないというお話でした。
伊雑宮は小さな神社だし、伊勢神宮からも距離があるけれど、一度参拝することをお勧めできる神社です。
こうして、一度ご挨拶に伺いたかった神社をすべて参拝し、いろいろ感銘や啓示みたいなものも得て、とてもとても心に残る有意義なお伊勢参りとなりました。
お伊勢参りは観光ではなくて、自分との対峙や、宇宙や、生きているということを考えたり感じたりするものだと、思います。そして感謝の気持ちが沸き上がり幸せな気持ちになれるものだと思います。
そして行かれるなら、ぜひ吉方位でお出かけすることをお勧めします。
参拝計画前に鑑定してもらってから行かれてはいかがでしょうか。
そしてそして、みんなでワイワイ行くのもよいけど、ひとりでじっくり自分ペースで行くのもとてもよいと思いますよ!
お伊勢参りから戻り、日常が始まると、ついつい前の思考癖や行動の癖が出ちゃうけど、写真を見て、目をつぶればまた心に甦るお伊勢さんの旅。
私の大事な大事な財産となりました
いろいろなものに、人に、ありがとうございます
Me ke aloha pumehana
プアラニ ケイ