alex Anders

アレックス・アンダース

Femmine long haired femboy

 

 

彼女の名前はアレックス・アンダースさん。
アレックスと聞いて、おゃと思う方もいらっしゃるのでは・・・
この美しい女性は、実は正真正銘、男性なんです。

 

 

端正なルックスと、高学歴でありながら、謙虚で真摯な性格で、会う人を

ファンにしてしまう魅力を持つアメリカの男性モデルのアレックスさん。
彼、彼女?は、男性なのに「女性の服を着こなすモデル」として衝撃のデビュー

 

 

ファッションの世界は、美のあり方について視野が狭いと思われがちだ。・・・

だが実際は逆で、ハイ・ファッション界は社会通念に縛られない、懐の深い場所

なのだ。昔からずっと「普通でない」美しさを受け入れてきたファッション界が

特に愛しているのが、中性美のアンドロジナスな美しさだ。

 

 

アメリカ西海岸のでフェムボーイな美貌を持つアレックス・アンダースは・・・
この名高いアンドロジナス・ビューティの系譜に連なるモデルだ。ただし、・・・

他のモデルとは違う点があるアレックスさんは男性モデルとしてメンズウェアや

レディースファッションを着こなすのだ! 

 


 

男性モデルとして、デビューした頃のアレックス・アンダースさん。

 

 

 その風変わりなモデルとしてのキャリアは、彼が若き日のロングヘアーの・・・

「ブルック・シールズ」にに扮してエディトリアル撮影を行なったことで始まった。

 

 

圧倒的にフェミニンな美貌でウィメンズウェアを着こなすメンズモデルの彼だが・・
アンドレイ・ペジックとの男女を入れ替えた撮影で物議をかもしたが、・・・

アレックスも同様にの美貌で魅了した。

 



男性モデルのアレックス・アンダースは、男性としてではなく女性として、・・
さらに言うなら、美しい一人の人間として、彼は、ジェンダーの境界を自在に

行き来する彼の能力は、すぐにモデル業界の注目を集めることとなり、女性モデルの

演技の経験がまったくなかったにもかかわらず、アレックスは難しい女性モデルと

しての座を勝ち取った。

 

 

ファションモデルとしてのアレックスさんは、男性役にしろ女性役にしろ、・・・
確かなことがひとつある。彼には、カメラを惹きつける才能があるということだ。

現在27歳のアレックスさんは、自分自身のフェミニニティを乗りこなす戦いの記録、

今までのキャリアと彼自身、そして未来について聞いた。

 


 

アレックスさんが、モデルになったきっかけは

地元で開催された野外フェスでスカウトされたんだ。16歳の夏だった。

私の第一声はこう、『無理無理、ありえない!』。サッカーをやっていて

やんちゃだった当時の私にとって、モデルの仕事というのは、ハンサム青年で

ない私は無縁。それにおじけづいた。だから即座に断ったんだけど、・・・・・

 



それから6年以上も事務所はメールをくれ続けた。・・・・・・
旅をして世界を見てみたいと思ったのは21歳くらいのとき。それで・・・・

『やってみるか』と決心して、事務所に連絡を取った。私は、周りから

「女の子」のように見なされて育ったし、いつもフェミニンファッションを

着ていた。デニムパンツ、ブーツ、オーバーサイズのシャツ、それにTシャツ。
今日の格好とほとんど同じだね。すべてをあるがままの状態にしておきたくて。

 


 

自分自身をとりつくろったり、何かのふりをしたくなかった。だから、モデルと

しても、自分らしく感じられる服を着たいと思った。つまり女性の服を着る・・・

モデルとして仕事をしたいと考えたんだ」

 


 

つまり、男性だけど女性モデルとして仕事をするというのはあなたの・・・・

アイデアだったの

「そう。女装雑誌の『キャンディ』誌で『きみを若き日の「ブルック・シールズ」

に見立てて撮影してみたい』と言われて撮影をして、これがきっかけになって

キャス・バードをはじめ多くの写真家から注目されるようになった。

 

 

そうして、最初はためらっていた事務所の人たちも、『このアイデアはいけるな』

って・・・・気づき始めたみたい。女の子みたいに見えること、女の子みたいに

服を着ることは、私にとってごく自然で簡単なことだったけど、・・・・・

それがファッション業界の人には新しかったんだね。

 


 

女性として撮影してもらった。誰もが私のことを女だと思ったみたい。

素晴らしい仕事だったね。最初はうまくいっていたんだ、注目もされたしね。

でも結局のところ、『アンドロジナスな男の子』という型にはめられてしまった。

 


 

ジェンダーの境界を演じるのも最初は楽しかったけど、・・・・
一日が終わる頃になると、『二度と女役なんかやるもんか』と思うんだ。・・・・
『私は男だ。ひとりの人間として撮られたい』ってね。

 


 

「ジェンダーの境界を越えた表現のできる男性、それが私。今回、髪を・・・

伸ばしてドレスを着てモデルとして出場した。私は男性だし、そういうふうに

自分を見せたいと思ってる」


 

私は、自分にフィットする服を着ているだけ。ワードローブはどれも似たような

ものばかり。ヴィンテージTシャツを山ほど持っているんだけど、私にとっては

どれも違うものなのね。だけど、他人から見たら全部同じ服に見えると思う。

 



私はいつだって自分で自分のキャリアの方向性を決めてきた。最近、・・・・

事務所からいつも聞かれるよ、『今後は何をしたいの?』って。はっきりした

ことはわからない。でも、確かなことがひとつある。あるがままの自分で

いることで、道は開けるっていうこと」