観劇日記 岩男組 怪談音楽劇 『踊るBACH芳一』 | ソメのブログ

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 観劇してきました。まずはバッハをサックス、コントラバス、和太鼓で演奏するという音楽。
 和洋折衷の衣装からなるバレエを取り入れたであろう舞踊と殺陣の綺羅びやかさも見物の一つ。
 そこへ題材として「耳なし芳一」を持ってくるこの絶妙なミックス加減が何とも面白かったです。観ていてオドロオドロしい内容なのにも関わらず目を背けること無く綺羅びやかな舞台の世界へ引き込まれました。1時間だったのですね。それ程時間が経過したという認識が無かったのでそれ程舞台に目を奪われていたのでしょうね。
 芳一役、森本さん。難しい役を演じる姿に目を惹かれました。演技力の高さが凄いな。上手いなぁ。穏やかさの中に秘めた情念だったり恋慕だったりした感情の表現が凄かったなぁ。
 伊勢役、森さん。本当に麗しき姫の姿に見惚れました。途中の狂気的に狂う場面も迫力があって凄かったなぁ。
 知盛役、高月さん並びに教経役、児玉さんの凛々しい姿も観ていてカッコ良かったです。殺陣も迫力ありましたね。
 踊るの部分を支えるもげさん、白銀さん、平田さん、最上さん、愛知さんの亡霊としてのオドロオドロしい部分と舞踊としての美しさの融合は観ていてとても楽しませて頂きました。
 清雲役、サワダさん。作品の中では癒しですね。芳一を兄の様に慕う姿は観ていてせつなかったです。
 海御前役、永田さん。作品を拝見するキッカケの様に役者さん。彼女のあそこまで振り切った芝居は珍しいかなぁ。割と冷静なイメージがあるので。今回は怨念を背負った役ですから圧の強い感じを出さなければならないですからね。ちょっと狂った感の芝居も出来るんだなぁとやっぱり上手いなぁとても思いながら観てました。
 八雲役、山口さん。住職役という事で何時もの自由さもみせてはくれましたが、さすが締めるところは締めるというか、キメる所はきっちりキメてくる所はさすが上手いなぁと思いながら観てました。殺陣も上手い。最後の台詞は何だか切ないなぁ。大事に愛情をもって接していても芳一の心は違うモノだったというのはポツリという台詞ではあるけれど切ないなぁ。人間の心の闇、愛情というモノの難しさでしょうか。
 天邪鬼役、岩男さん。楽しませて頂きました。オドロオドロしい雰囲気とともに人を嘲笑う姿は正しくハマり役。縦横無尽に駆け回る姿も良かったです。今回はお疲れ様でした。プロデュースサーとしても、一年延期という苦境にめげずに開催して頂き楽しませて頂きました、嬉しかったです。面白かったです。次回作も期待していいですか。また作品を拝見出来るのを楽しみにしております。
 ではここらで締めたいと思います。皆様お疲れ様でした。何事も無く終演出来る事を心より願っております。