今、自分は「災害時の褥瘡予防」について研究しています。
具体的には、避難所で使われる段ボールベッドの上で、できるだけ簡単に体圧を分散する方法を考えています。

災害時って、医療環境が整っていない中で生活をしなければいけない。
その中で褥瘡ができてしまうと、一気に状態が悪くなる可能性もある。
でも、特別な器具や設備がなくてもできることは、まだあるんじゃないかと思っています。

この研究に興味を持ったきっかけは、大学で災害医療について学んだことと、防災士の資格を取ったことです。
そして実際に能登の地震のボランティアに参加して、「現場で起きていること」を少しだけですが、自分の目で見たことが大きいです。

教科書で見るのと、現場で感じるのとでは全然違いました。
その中で、「自分にできることは何だろう」と考えた結果が、今の研究に繋がっています。

研究の具体的な内容はあまり詳しくは書けないけど、正直かなり楽しいです。
もちろん簡単ではないし、うまくいかないこともあるけど、「なんとなく」じゃなくて、ちゃんと理由を持って考えることが求められるのが面白いなと思っています。

この研究を通して、自分の中で一番変わったのは「物事の見方」です。
今までは感覚的に捉えていたことも、「本当にそう言えるのか?」と考えるようになりました。
医療に対しても、より科学的に向き合うようになった気がします。

明日は、新潟で行われる日本災害医学会で発表をします。
そして、つい先日、論文も投稿しました。

正直、不安もあるけど、それ以上にここまで来れたことに少し安心しています。

研究って、すごく特別なことに見えるかもしれないけど、やってみると「考え続けること」なんだと思います。
そしてその中で、エビデンスの大切さをすごく実感しています。

もし医療系を目指している人がいたら、
「なんとなく」じゃなくて、「根拠を持って考えること」を大事にしてほしいなと思います。

自分もまだ途中だけど、これからも少しずつ続けていきます。