
もしかして、夫はED精力剤?
かつては中高年40代以上のものと思われていたED精力剤。最近では30代でもED精力剤に悩む方が増えています。ED精力剤は女性が考える以上にデリケートな問題。パートナーがED精力剤かも、と思った時、あなたはどんな対応をしますか? やり方によっては、セックスレスになりかねないED精力剤への対応。微妙な男性心理に配慮した対処法を考えてみましょう。夫にED精力剤疑惑をいだいたら
「夫がED精力剤なのでは?」と妻が最初に疑問をいだくのは、セックス頻度の変化である場合が少なくありません。「最近はさっぱり誘ってくれない」「こちらから誘っても必ず何かの理由をつけて断られる」「セックスの話題自体を避ける傾向にある」などの対応が見られたら、ED精力剤を疑うことができます。
あるいは、実際のベッドの中での現象(立たない、あるいは途中で萎える)に直面してED精力剤疑惑を抱く女性もいらっしゃるかもしれません。いずれにしてもすぐに「あなた、ED精力剤じゃないの?」と口頭で確認するのはNG。言葉やタイミングを選ぶ必要があることを知っておきましょう。
男性にとっては「息子」
男性にとって「ペニス」は単なる体の一部をさす言葉ではありません。「息子」などという表現をする方もいらっしゃるように、男性にとって男性器はもう一人の自分。手足や胃腸など他の体の器官とは全く違う意味があるのです。ですから、この機能が十分でなくなることは自分自身の存在が危うくなるのと同じことなのです。またペニスは男性にしかないもので、男性の男らしさ、力の象徴、女性に対する優位性のシンボルと考える人もいます。
男性の混乱した気持ちをやさしく受け止めて
したがって、治療を勧める際も様々な配慮が必要です。理屈で考えれば、何か問題があるならば医師の診断を受け、薬を服用して治せばいいのですが、そのような割り切りが、男性自身ではなかなかできません。プライドがへし折れた悲しさ、恥ずかしさ、機能の衰えを認めたくない気持ち、一時的なものだと思い込みたい気持ち、男性として機能しないことへの無価値感など、が邪魔をして、なかなか素直に医師の扉をたたくことができない例がありがちです。
「ED精力剤 通販なんて、大したことないわ。すぐに治るわよ」とばっさり切り捨てず、「ED精力剤なんて気にならないわ。あなたは私の尊敬する愛しい旦那様であることにかわりないもの。」という点をしっかり伝え、まずは相手の沈んだ気持ちをやさしく受け止めてあげること。そのうえで、パートナーが「治療しよう」という気になることをじっくり待ってあげる姿勢も大事です。別な病名をアピールする方法も
またED精力剤は高血圧などの病気が背後に潜んでいる可能性もあります。検査を進める際に、「ED精力剤かどうかを確かめてもらいましょう」、というより、背後にある「生活習慣病の危険を確認するために」、という大義名分があったほうが男性のプライドを損なわない場合もあります。パートナーの性格に合わせて、柔軟な対応ができるとスムーズですね。
さらに夫婦の性生活を豊かにすることが大切
一方、ED精力剤疑惑を抱いている男性がセックスを負担に思わないようになるかどうかは、夫婦の性生活のあり方にもかかっています。常に男性主導で、「ちょっと胸をさわって、挿入して終わり」のような