[粒子線治療][陽子線治療][菱川良夫] 名誉センター長のこばなし ~がんから学ぶこと~ -7ページ目

[粒子線治療][陽子線治療][菱川良夫] 名誉センター長のこばなし ~がんから学ぶこと~

一般社団法人 メディポリス医学研究所
メディポリス国際陽子線治療センター 名誉センター長
菱川良夫による講演からの小話。

先日、結婚式の祝辞を頼まれ、主賓としてお話しさせていただきました。

有難いことに、最近はこのような機会が増えています。

 

今までは、「夫婦とは…」「家庭とは…」というお話(第75回こばなし参照)をしていたのですが、

今回は「リスペクト(Respect / 尊敬)しよう」というお話をしました。

 

第75回 結婚式でのスピーチ

http://ameblo.jp/ptrc/entry-11438489365.html

 

 

いつも通り、新郎新婦、ご両家の皆様に祝福の言葉を述べさせていただき、私は新婦側なので、彼女の良さを皆様にお伝えしました。

 

それからセンターの宣伝も少し挟ませてもらい、最後に、36年間の結婚生活の先輩からという事で次のようにお話ししました。

 

 

家庭は2人で作っていくものですが、お互いに伴侶に対するリスペクトを心の底に持ちましょう。

 

長い人生です。

喧嘩する時もありますが、そのような時にも、心の底に相手をリスペクトする気持ちを持って下さい。

心の底からのリスペクトは相手に伝わるものです。

 

 

結婚式の主賓の話など、誰も覚えていないと思いますが、今回はキーワードとして、リスペクトを強調しました。

 

困った時、この言葉を思い出してくれるかなあ。

JCIの認証を受けて、早くも3年が経過しました。

 

JCIについて、詳しくは以下のこばなしをご覧ください。

 

第115回 JCIに認証されました

http://ameblo.jp/ptrc/entry-11629836593.html

 

 

3年が経過しましたので、初めての更新のため再審査を受けました。

 

米国人審査官と2名の同時通訳者と挨拶をかわし、審査は早朝に始まりました。

審査官は元看護師の女性です。優しい顔で、厳しい質問をされました。

 

まず、私がセンターの概略につきプレゼンテーションしました。

そのプレゼンテーションを受け、センターのリーダーとして様々なインタビューを受けました。

 

JCIの審査では、リーダーシップが特に重要視されています。

そして、リーダーの考えを、そこで働く一人一人が理解しているかを評価されます。

 

リーダーシップに関する質問に対し、センターでは「幸せな医療の提供」をしていることを強調しました。それから、「働く人が幸せでなければ、患者さんを幸せにはできない」という私の考えを伝えました。

 

審査官はセンターで出会うスタッフが、みんな素晴らしい笑顔をしていることを不思議に感じていたそうですが、この私の言葉を聞いて理解できたそうです。

 

 

また、センターに併設する形で保育園を作り、スタッフのみならず、患者さんにも使っていただいていることを説明し、見学していただきました。

日本らしい子供用トイレや、小さな靴が行儀良く脱がれているのに感心していました。

 

第185回 指宿図書館 と 天空の森保育園

http://ameblo.jp/ptrc/entry-11987224241.html

 

 

 

審査官が本国に帰国し、翌週にシカゴの本部から再認証の連絡がありました。

 

大変な1週間でしたが、センター全体が一丸となって乗り切ることが出来たこと、大変嬉しく思っています。世界に誇れるセンター職員の皆さん、本当にありがとう。

3連休の最終日、台風16号が鹿児島に上陸しました。

 

21時には眠りについていたのですが、深夜の猛烈な風の音で目が覚めました。

 

猛烈な音が30〜40分続いて、突然静かになりました。

どうやら台風の目の中に入ったようです。

その後30分ほど経って、また凄い風が吹き始めました。

 

最初の猛烈な風で、既に停電になっており、テレビで情報を収集することが出来なかったので、携帯電話や家族からの報告で情報を収集し、風の音が緩やかになってきたことを確認してから、また眠りにつきました。

 

翌朝、台風一過の青空でしたが、たくさんの倒木や倒壊した物置小屋を目にしました。

また台風関連のニュースを見ると、指宿でトラックが横転しているシーンが流れており、想像以上の強風であったことを実感しました。

 

 

近年の自然の脅威は、驚くことばかりです。

大丈夫。自分には関係がないと思わず、危険な場所には近寄らないようにしましょう。

 

KYY(危険・予知・予防)の実践です。

先日、早朝のウォーキングで、指宿漁港を訪れました。

 

何気なく、海に目を落とすと無数の茶色い物体がフラフラ浮かんでいます。

間違いなくクラゲです。

 

直ぐに写真に撮り、Facebookに投稿しました。

また、TV電話を利用して、神戸の孫娘に港の突堤沿いに浮かぶこのクラゲたちを見せました。

 

 

数日後この孫から、このクラゲが「タコクラゲ」だと教えられました。

図書館でクラゲに関する本を借りてきて調べたそうです。

 

 

 

実際のクラゲの泳ぐ姿をTV電話を通して見たことで、小学生ながら刺激を受け、色々調べたくなったようです。

 

通信技術の発達により、あらゆる状況がタイムリーに共有できる時代となりました。

これからの教育は根本的に変わっていくかもしれません。

 

教育が変われば、子供達の成長も変わり、新しい世界が開けるかもしれません。

 

 

新しい世代の成長により、がん治療の分野でも革命的な治療法が誕生する日を楽しみにしています。

先日、中国地方に行き、3日間で4度の講演を行ってきました。

 

この4回の講演では毎回同じ約60枚のスライドを使ってお話ししましたが、すべての回で話し方が違うことに気がつきました。

どうしてだろうと考えたところ、次のような結論に辿り着きました。

 

 

私の趣味でもあるJAZZのライブを見ていても、歌手がノッていると感じる時と、そうではないと感じることがあります。

会場の雰囲気、聞いている人たちの雰囲気が歌手に伝わることで、そういったことが起こるのでしょう。

 

その結果、アドリブが入り、その場でしか楽しむことのできない最高のライブに仕上がるのです。

 

 

講演もきっとこれに近いのではないかと思います。

 

今回の講演でも、一般の方々にお話しした時と、企業関係者の方々に対してお話しした時では、明らかに話し方、強調していた部分に差を感じました。

 

講演は、「聞いている人にいかに伝えるか」が大切ですが、同時に自分が楽しむことを忘れてはいけません。

 

話し方の違いに気がついたことで、これからの講演では「今日はどのような話し方をしているんだろう」と考える楽しみが増えました。

 

 

これからも、楽しみながら全国各地で講演を続けていきます。

お聞き下さる皆さんも、ぜひ私をノせて講演会を一緒に楽しみましょう。