先日イソヒヨドリの写真をUPしました通り、秋の江の島に行ってまいりました。当然ビキニのおねーちゃんはもういない。この日は雨の予報でしたが当日になるとご覧の通り。晴間も覗けて一転行楽日和に。駅前から随分と賑わっていましたね。 お馴染みの商店街もなかなか賑やか。まあ、この辺りは雨天でも休日は人があふれているかもしれませんが。 この日はまだハラビロカマキリが残っていました。お腹が大きかったので、産卵を控えたメスではないかと思われます。商店街の一角で塀に貼り付いていました。結構人と密接して暮らしているようです。 前にも言ったけれどご利益ないから。ソースは俺。 昆虫ですと、この日はウラナミシジミを何頭も見かけました。比較的秋の終盤まで生き残っているようです。後に出てくるバラ園でも結構な数を確認しています。 お昼時だったので、島の高台にあるお食事処へ。「富士見亭」という食堂で、その名の通り天気がいいと富士山や伊豆大島まで見えるそうです。ちょうど展望テラスが開いていたので、外で食事をとらせていただくことに。 名物・江の島丼を頂きました。すぐ目の前には断崖絶壁。眼下にはこれまでにも何度となく訪れた岩場があり、その先は相模湾(太平洋)です。江の島丼というのは、焼いたサザエを卵でとじて飯に盛ったもの。要するに親子丼の鶏肉をサザエに挿げ替えたようなものですね。少々値は張りますが、景色代も混みと考えればむしろ適正価格といえるでしょう。目の前の枝にトビがとまるので少々警戒してしまいますが、襲ってくる様子はナシ。向こうも危険を冒してまで人の集まる所に突っ込みたくはないのかもしれません。(その割には、上からアイスを横取りされたとかの被害報告が島中で後を絶たないようですが) 先程眼下に見えた岩場へ。やっぱり江の島に来たらここには立ち寄らないとね。冬が近いためか、残念ながらカニは姿を見せてくれませんでした。残念。 先程食事した富士見亭は、こんな崖際に立っています。(中央上部)見上げてみて改めてびっくり。高所恐怖症の方は素直に店内で食べた方がいいかも? 岩場近くの植物に、ウラナミシジミをはじめいくつかのチョウやハチ、ハエなどの昆虫が集まっていました。そんな中に、茶色い裏羽のシジミチョウの姿を確認。残念ながら翅を開いたシーンは撮れませんでしたが、表羽根はほぼ全面が青紫色でかのムラサキシジミによく似ています。本種はムラサキツバメ。ここでは初めて紹介する新顔ですね。遭遇率 … 3インパクト … 1美しさ … 4 (表翅は綺麗なので)俊敏性 … 3ムラサキシジミも裏羽はこれとほぼ同じ色なので、一見しただけでは見分けがつかないかも。実は後翅の最後尾に識別のポイントがあり、ムラサキツバメには小さな突起があるのです。同じような特徴を持つシジミチョウといえば、ツバメシジミがいますね。この「ツバメ」が示すものは同じで、要するに鳥のツバメの尾羽に似た突起があるということです。なお、このチョウは本来は日本国内でも西~南日本に生息していたもの。近年の温暖化の影響で分布を広げてきたという説が有力です。要するに立ち位置としてはツマグロヒョウモン辺りに近いということですね。首都圏では、見かける機会はそんなに多くありません。 さて、こんもりとした小山の形状をしたここ江の島ですが、島の頂上付近には「江の島サムエル・コッキング苑」というバラ園があります。江戸時代に日本に来ていた同名のイギリス人貿易商の庭園を保全したもので、所々に温室の跡地らしきレンガ造りの遺構が見られます。また、貿易商のコレクションなのか珍しい植物が見られ、一部は天然記念物に指定されています。バラも見所ですが、その他の植物や文化施設も併せてみて回るといいでしょう。有料施設(大人1人200円)なので、その点は要注意。 苑内には海を見渡せるカフェテリアも。一休みにピッタリです。可愛らしい雰囲気で景色もいいので、デートの時にも最適かも?あとは相手がいればね ちなみに本土からも見える大きな展望台ですが、実はこのコッキング苑の中にあります。タワーに上るには入園料のほか、別途料金がかかります。よって、私はまだ登っていません(爆)さりげなく入園料より高かったりするんだよなぁ……。コッキング苑は規模自体はそれほど大きくなく、植物園としては若干物足りないかもしれません。ただ、上記の通り文化史跡が多く、江の島ひいては藤沢市の経緯を伝えるスポットが多いため、歴史に興味のある方なら結構楽しめるかと思われます。あと、南国系の植物も多めです。 下山(?)して、南東の岩場へ移動。テトラポット群の奥に見える岩場に、ユリカモメの群れが飛来していました。ユリカモメは首都圏では冬鳥。ごく最近やってきたものと思われます。一部ウミネコが混じっているのですがわかりますでしょうか?ユリカモメよりややサイズが大きく、羽の色も異なります。右の写真で見比べてみてくださいませ。 岩場に立つアオサギ様(中央下)とトビ。この日は特にトビとケンカになったりするシーンは見られませんでしたが、普段はどうなんだろう?そういえば、カモメとも争うシーンを見たことがありませんね。ケンカ相手はほとんどカラスばっか。(まあ、あれは9割方カラスの方が一方的に絡んでいるような気がしますが) 江の島とは切っても切れない深い縁のあるトビ。良くも悪くも、ここの象徴といえる生きものです。ハヤブサでもいれば御の字だったのですが(江の島で越冬するという情報がある)、あいにくこの日いたのはトビばかり。時には数羽で固まっていることもありました。生息密度が半端ないです。ここで弁当を食べたりするのはかなり勇気がいるでしょう。スリルを味わいたいなら別ですが(爆) 先日のイソヒヨドリもこの岩場で撮影しました。本ブログではまだしっかりとハヤブサを紹介できていないので、できればこの冬の間に押さえておきたいもの。近いうちにもう一回挑戦します。あ、それと余談ですが、例のテストの方は無事今日受けてまいりました。結果が出るのは来年2月になりますが、感触その他お話ししたいこともありますので明日その辺の話も書かせていただきますね。【11/9 江の島で撮影した生きもの】鳥類・・・アオサギ、イソヒヨドリ、ウミネコ、オオセグロカモメ、トビ、ハクセキレイ、ユリカモメ昆虫類・・・ウラナミシジミ、オンブバッタ、ハラビロカマキリ、ムラサキツバメ、モンシロチョウ、ルリシジミ
首都圏生きものめぐり ~K.Nakamuraの生物・景観ブログ~
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