キングダム 大将軍の帰還

シリーズ最終章とのことですが、キングダムが実写映画化されると聞いてから

今回のエピソードが映像化されることだけが楽しみでありました。

原作は途中で読むことをやめて久しいのですが、ここらあたりのお話はとても楽しく

読んでいました。製作陣も映画化するにあたっては、ここまでたどり着くことは

目標の一つだったんじゃないかと思います。

まあ、おかげで主演がほとんど、山崎賢人というよりも大沢たかお演じる王騎将軍に

なってしまっているわけですが。大沢さんもそれに応えんばかりの、圧倒的熱量での

演技で終始見応えがありました。吉川晃司演じる龐煖との人間離れしたバトルも、

よく映像化できていたと思います。

個人的に玉に瑕かなと思ったのは、前半序盤の妙にしめっぽ過ぎるシークエンスかな。

あそこまでやるのなら最後までエピソードをフォローして欲しかったところ。

やらないなら、潔く削れば2時間程度にできていたのではなかろうか。


続きはやっぱりもうないのかなと思うと、少しさびしいですね。