アンコンや翌年度課題曲など何かと盛り上がるのがこの時期ですね(笑)
来年の課題曲の一部が公開されております。
冒頭1分では何とも言えないですが、一言メモ的な感想を…
Ⅰ.古き森の戦記(塩見康史)
題名の通り物語の絵巻を見ているかのような作品ですね。
今後の展開を含め場合転換の多そうな曲ではないかと推察します。
技術的難易度と合わせると残念ながら不人気になってしまうような気がします。
「ある英雄の記憶」や「最果ての城のゼビア」が一定の支持を受けたことを考えると、結局「取り上げる団体はやる」くらいの選曲率でしょうか。
Ⅱ.マーチ・ワンダフル・ヴォヤージュ(一ノ瀬李生)
ヴォヤージュ(航海)で海外へ旅立って行くのか、どこか異国的(ヨーロッパ的)な雰囲気を感じるマーチです。
私は地中海沿岸地域を海から眺めている…ようなイメージを持ちましたが、皆さんはいかがですか?
すごくゆったりした雰囲気の中でいかにマーチらしい推進力を保つか…がカギとなりそうです。
Ⅲ.吹奏楽のための「ワルツ」(高昌帥)
いきなりクラリネットのユニゾンから始まります。
気づけばワルツのリズムが…というさりげない演出も良いですね。
高昌帥ということで、かなりアグレッシブな作品かな?と思っていたのですが、「コッペリア」のワルツのような優雅な作品でした。
ただ、「金と銀」のように場面転換で複数のワルツが共存していれば、激しい舞踏会もアリかも…?
今後の展開が楽しみです。
Ⅳ.コンサート・マーチ「虹色の未来へ」(郷間幹男)
ファンファーレ序奏付きのマーチです。
コンサート・マーチと銘打っていますが、遅めのテンポで壮行会にも使えそうな作品です。
序奏の雰囲気やテンポが上がってからのスネア、さらに第1マーチ直前で低音が剥き出しになりますが、メロディが入って来た時のバランス等…難所が続きます。
細かい仕掛けが多そうなので、どのようにクリアするか…各団体の個性が出そうです。
Ⅴ.エレウシスの祭儀(咲間貴裕)
最初は儀式の開幕…ということで、静かにそして怪しげに踊っている…的なイメージでしょうか。
各種打楽器の音色も作品全体の雰囲気を左右しますね。
演奏時間が約4分半とのことですが、この後急激に展開していくのか、あるいは大きな転換はないのか…
Ⅰと違って展開前に試聴が終わってしまうので、何とも言い難いです。
「毎年Ⅴ」という団体はあるので、ある程度は取り上げられることでしょう。
ざっくりと印象だけ述べてみました。
現段階で最も気になるのは「どっちのマーチに偏るか」ですね。
非マーチ作品は人気の差はあれ一定の支持を得るのは毎年のことですので…
一昨年は手堅い「スカイブルー・ドリーム」が人気だったのに対し、昨年は個性的な「春風の通り道」が人気だったので…
まずはCDとスコアの到着を待ちます!