【音響都市伝説】ステージ・PA編-10 | Pro Tools Chips

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体系化して書くのが面倒なので、思いついたときにアップする断片的なTips
基本自分の環境(iMac 2.6G/4M 10.5.7 PT8LE 002Rack)以外での検証はしていません。

ボンジョビのLiving On A Prayer をコピーしていたバンド、イントロでギタリストが、「うあうあうううあ」と歌い出した。どうもトーキングモジュレーターを知らずに、ライブ画像を見て歌っていると勘違いしたらしい。



















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解説

まあこの動画の32秒あたりを見ればそう思うのもしかたがないかも知れない。



トーキングモジュレータとは、ギターアンプの出力を通常のスピーカ(キャビ)ではなく、小さい箱に密閉されたスピーカに繋ぐ。その箱からはビニールのチューブ(水道のホースみたいなもの)が伸びていて、音はそのチューブの先から出てくる。

それを口にくわえると、口の形によって、しゃべっているときのような音質変化が得られるので、その音をマイクで拾ってPAするという結構回りくどいことをやる。

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面倒なことと、あまりやると脳細胞に悪影響があるという都市伝説により、それほどメジャーなものではないけど、あの独特の音色は他では得られない。