ドパミン・アゴニスト「ロチゴチン貼付剤」 国内承認申請



世界唯一のドパミン・アゴニスト*1持続放出型貼付剤
「パーキンソン病」および「レストレスレッグス症候群」*2の2つの適応症を同時申請
大塚製薬株式会社(本社:東京都、代表取締役社長:岩本太郎)は、パーキンソン病および特発性レストレスレッグス症候群の治療薬として開発を進めているドパミン・アゴニスト「ロチゴチン*3貼付剤」の国内の製造販売承認申請を2011年12月に行いました。

「ロチゴチン貼付剤」は、1日1回投与の世界唯一のドパミン・アゴニストの経皮吸収型製剤です。薬剤を持続的に放出する貼付剤にすることで、24時間一定の血中濃度を維持し、安定した効果が期待できます。

パーキンソン病や特発性レストレスレッグス症候群の症状は1日を通じて症状が出ます。「ロチゴチン貼付剤」は、日中や夜間に出現する様々な症状の改善や、患者さんにとっての服薬の利便性の向上を目指し開発されました。

「ロチゴチン貼付剤」は「ニュープロ」の販売名で、パーキンソン病及びレストレスレッグス症候群*4の治療薬としてベルギーのグローバルバイオファーマ企業であるUCB社が世界で販売しています。大塚製薬株式会社は2002年に日本国内における「ロチゴチン貼付剤」の独占的開発・販売権を取得し開発してきました。

*1:ドパミン・アゴニスト: ドパミン受容体に結合し刺激することにより作用を示す
*2:中等度から高度の特発性レストレスレッグス症候群
*3:一般名
*4:成人における中等度から高度の特発性レストレスレッグス症候群の対症療法


以上です。貼り薬がでるようです。


大塚製薬株式会社 2012年01月13日
http://www.otsuka.co.jp/company/release/2012/0113_02.html