当ブログをご覧下さり、ありがとうございます。
理学療法士の三井祐紀(ミツイユウキ)と申します。
当ブログは、整形外科領域のリハビリに特化した情報提供を行っています。
特に、卒前・新卒・整形外科クリニックに初めて転職するなど
整形外科クリニックでの臨床経験が少ない方に対して
臨床で押さえておきたいポイントを中心に、記事を作成しています。
「限られた外来時間で何を診ればよいのかわからない・・・」
「どこから評価をすればよいのかわからない・・・」
「どこまで評価すればよいのかわからない・・・」
「評価はしてみたけど、痛みとどう関連があるのかわからない・・・」
「筋膜とか仙腸関節とか、目に見えない細かい要素を評価できている自信がない・・・」
「治療はいつも決まったパターンで、本当に正しいのか自信がない・・・」
「書籍からの受け売りの運動療法ばかりで、本当に効果的なのか自信がない・・・」
「運動療法の組み立て方に自信がない・・・」
「手技が効果的なのか自信がなくて、施術後結果が出なかった時が怖い・・・」
「病態説明に自信がもてなくて辛い・・・」
「本や文献でいくら調べても、○○さんの評価や治療に合う方法が見つからない・・・」
「次回までに改善していなかったら、、と思うと気持ちが重くなる・・・」
「自分のリハビリがふがいなくて患者様に申し訳ない・・・」
「もう来なくなってしまうのではないか、、といつも冷や冷やしている・・・」
などなど、、、
こんな問題を解決するためのお役に立てればと思います。
というのも
上記の「わからない・・・」「自信がない・・・」「辛い・・・」「怖い・・・」「申し訳ない・・・」は
私自身が新卒で整形外科クリニックに就職した当初常に抱えていた気持ちです。
私自身は体育系大学を卒業後、フィットネスクラブに就職
民間フィットネスクラブや総合病院併設フィットネスクラブにて勤務していました。
その運動指導現場で
「動きの評価に基づいた運動処方ができていない・・・」
「動きどころか、そもそも姿勢の評価もできていない・・・」
「書籍などで勉強して評価してみたけど、評価結果を統合して解釈できない・・・」
と行き詰まり、、、
理学療法士の持っている能力を身につけたく
資格取得を決意して専門学校に入学しました。
しかし、資格を取るために学校で学んだ知識を
さらには本や文献、実習、セミナーなどから学んだ知識を
臨床で使えるものにするには時間がかかりました。
その間に感じたことが、先ほどの「嘆き」の言葉です。。
今現在
先ほど挙げた嘆きがゼロになったわけではありません。
多分この仕事は完璧にわかりきることがないものだと思っています。
ヒトのからだに対する疑問や改善のお手伝いが
パーフェクトにできているかどうかの不安が
綺麗さっぱりなくなることはないと思います。
でも
入職当時のネガティブな感情は今ではだいぶ軽減しています。
自信をもってできることも圧倒的に増えています。
現在私は
都内の整形外科クリニックのリハビリ主任業務と
併設トレーニング施設の責任者を兼任しています。
先ほど挙げた悩みを解決しようと考え続けてきた今だから
そんな悩みを持つ方の力になれることがあると思います。
過信はせずに、
ただ
自信をもって現場に臨めるように、
そんな一助となる存在になれるよう、お伝えしていきたいと思います。
三井祐紀
経歴:早稲田大学スポーツ科学部卒,社会医学技術学院理学療法学科卒
資格: 理学療法士, NSCA CSCS
勉強会開催日程 http://ameblo.jp/pt-exercise/entry-12241522344.html
Facebook https://www.facebook.com/the.workshop.on.physical.exercise/
以下、個人プロフィール
長いです。。。興味があれば、お読みください。
大学では主に運動生理学を勉強していました。
しかし、ヒトの運動を診る現場では、運動生理学だけではダメでした。。
ウェイトトレーニング器械に座らせた状態での生理学的な変化しか考えられず、
重力のかかる地球上を自由に動く「ヒトの運動」を考える必要性に直面すると
完全に行き詰りました。
この時に機能解剖、運動学、バイオメカニクスの必要性を痛感し
当時はその能力に長けていると思ったPTを取得しようと思い立ちました。
理学療法専門学校での学生生活は苦痛でした笑
いくら授業を受けても、
一向に自分の求める能力が伸びている気がしなかったからです。
今思えば、専門学校の勉強だけで飛躍的に伸びるわけがないのは当たり前です。
当時はPTを選んだこと自体を後悔することもありました。
実習辛かったし。。。
やっとのことで乗り越えた学生生活でした。
就職したのは整形外科クリニック。
でも、当時は不安しかなかったです。
だって、PT取る前に欲しいと思っていた「ヒトの運動」を考える能力は
ほとんど伸びていなかったのですから。。。
体育系大学を出ている
トレーナーとしてやっていた
これが自分を新卒ながらも今の職場が採用してくれた理由です。
新卒を取ることはなかった職場だったらしいので。
クリニックは、パーソナルトレーニングの自費展開も考えているところで
そこにタイミングよく私が施設見学にやってきたのです。
就職して勤務し始めたら
記事に先述した通りの「・・・」ばかりの日々でした。
まわりに先輩方もいたのですが、
とても繊細な評価をされる方が多く、
全然真似できません。。。
しかも
理屈っぽく現実主義的な自分には
その繊細な世界を信じ切れなかったのです。
「本当かなぁ・・・」
「動かない鉄の棒を目をつぶってモビライゼーション風に動かしてみると
感覚的には動いているようにもとらえられるけどなぁ」
とか何とか理屈を言って
見えない世界を信じ切れませんでした。
まずは見えることをしっかりと捉えていこう。
そう思い、自分の自信のなさを埋め合わせる方向性が決まりました。
もともとバイメカが大事と思っていたんですから、再度原点回帰です。
それからはバイオメカニクス、ひいては物理(力学)の勉強にフォーカスを当てました。
最近では、書店の建築関係の本棚で見つけた「構造力学」の本も読んでみました。
ヒトの身体も「構造物」です。
絶対に応用できるはずなんです。
「物理・・・(-_-;)」「力学・・・(-"-)」「バイメカ・・・(-_-)zzz」
という人は絶対に多いです。
自分も元々はそんな人間です。
でも
「必要だ!」と思うから
「役に立つ!」と思えるから
勉強できています。
頭の良し悪しではないです。
必要と思える意義が見つかったから頑張れているだけです。
それが無ければ、元々文系出身の自分は頑張れません。
「でも早稲田行けたんだから頭いいんでしょ??自分は無理だよ。。。」
「数学とか物理とか勉強してないもん。。。」
違います。
とにかく「役に立つ」と思うから学べているんです。
実際に臨床で役立っているという事実も自分にはあって、
学ぶ意義がちゃんと見つかっているから
その勉強のモチベーションを保っていられるのです。
モチベーションが続くから、考え続けられるんです。
それで、ずっと続けているから、その診かたができるようになってきているんです。
元々文系と言いましたが
小学校の算数の時代から、数学はできませんでした。
友達が塾に行っているという理由だけで中学受験をして
入学した中学の中間・期末テストでは数学赤点連発。
中学生ながら、担任に「進学どころか進級できないよ」とまで言われました。
でもそこは中高一貫校の利点。
なんとか赤点すれすれで乗り切り、高校へ進学。
高校に入ったら数学は相変わらずどころか、
さらに複雑になった数学についていけず、赤点取得に拍車がかかりました。
高2の文系 or 理系チョイスでは迷わず文系チョイス。
ここで、自分が学生時代に物理を学ぶ機会は失われました。
物理の教科書は持ったこともありません。
まぁ高校はなんとか文系で乗り切りましたが、
エスカレーター式で楽にいけるはずの附属大学には進学できませんでした。。。
さて受験です。
浪人したわけですが、この時代は本当に困りました。
勉強しかすることのないこの時期に、
勉強しなければ先に進めないくせに、
自分は数学Ⅰ(高1で学ぶ)までしかやれませんでした。
受験ではだいたいどの大学でも最低「数学Ⅰと数学A」まで必要なんです。
でも、勉強はしないくせに変なプライドは立派にあって
行くなら現役で行けなかった附属大学以上の大学だ!と思っていました。
すると、選択肢は国立大学の一部と
英語と国語(数学か国語の選択)と小論文で済む早稲田のスポーツ科学部でした。
国語はなぜか小学生時代から感覚的にできたこともあって、
英語はとにかく単語覚えまくって、
数学がない早稲田に合格できました。
国立は落ちました。
さて、
ここまでで、自分の過去に数学と物理は皆無で、
なんなら皆さんよりできないことが、お分かり頂けたのではないでしょうか?
でも、
臨床で診るべきは「力」なんです。
「力学」なんです。
こんなに声高に言ってますが、
実際に自分が理解できている力学は、
数式による記号だらけのものではなく、
感覚的にもわかる極々一部分の簡略化した力学です。
本当にしっかり力学を勉強されている方とは、
意見交換どころか、会話にもならないレベルだと思います。
でも、それだけであっても、臨床では役立つんです。
このブログを通じて、
力学が役立つということを少しでも共感してもらえて、
少しでも力学の勉強に取り組むことができるようになって、
その結果として
臨床で自信をもって対応できるようになる一助となれば嬉しく思います。
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