1995年のアメリカ映画です🇺🇸

監督はヴォルフガング・ペーターゼン。

アフリカ・モタバ川流域。

正体不明のウイルスに感染し、皮膚が腫れ身体中の穴という穴から出血して死んでいく無数の住民たち。

現地調査に赴いたアメリカ軍医学研究所のリーダー・サム・ダニエルズ（ダスティン・ホフマン）は軍に警戒態勢を進言するが却下されてしまう。しかしその後同じ症状の患者がカリフォルニアに出現。

爆発的な速度で蔓廷する殺人ウイルスは一気に全米をパニックに陥れた。

軍の命令で研究から外され、独自に感染原因を調査していたサムは、やがて軍の極秘血清にたどり着く。

なぜ新種のウイルスの血清が存在するのか？

疑惑が深まる中、全米破滅へのカウントダウンとともに、恐るべき謀略が次第に明らかになっていく……。

致死性の高いウイルスによる未曾有のバイオハザードに立ち向かうというパニック映画です。

感染ものとしては、以前このブログでも紹介した『コンテイジョン』が有名ですが

その16年前に製作された作品です。

かなりしっかりした構成で

若干の古臭さは感じますが

見応えのある作品でした。

『コンテイジョン』と比べて

ミリタリー要素が強く

アクションシーンも多く

好き嫌いが分かれるところではあります。

私は良かったと思います。

宿主がすぐに見つかって

あっという間に血清が作製されるのが

ちょっと嘘っぽかったですが💦

主演のダスティン・ホフマンのスタンドプレーが若干鼻に付きましたが

ああいう人はどこにでもいるし

決して悪人じゃないので

まあいいかー

なんて思いながら観ていました。

脇にモーガン・フリーマンとかケヴィン・スペイシーとかドナルド・サザーランドとか

超大物がたくさん主演していて

それだけでゴージャスな作品でした。

●モーガン・フリーマン＝准将でサムの上司だけど医学部でお友達だった

●ケヴィン・スペーシー＝中佐でサムの同僚。一緒に戦う

●ドナルド・サザーランド＝少将、悪者

宿主のおサルさんが可愛かったですね。

コイツが諸悪の根源ではありましたが。

『感染列島』でもそうでしたが

主役の恋人（本作では元妻）が同業者で

後半に感染してしまう…というのは定番なんでしょうか？

お薦めの作品です。

是非‼️

アウトブレイク