本日、飲酒運転3児死亡事故の一審判決が出る。

マスコミ、メディアは、危険運転致死罪の適用を行うかどうかが焦点だという報道を朝から流している

が、それは分かっていることだろう。

昨年暮れ、福岡地裁が危険運転の適応は困難と判断し、福岡地検に対し、業務上過失致死罪と道交法違反

(酒気帯び違反)の罪を追加する訴因変更を求めたではないか。

分かりきっていることを、さも焦点であるかのように、なぜ大々的の報道するのか。

それは、メディアが警察とともに飲酒運転撲滅運動を一体になって行っているからだ。

棒滅キャンペーンを行うのはいいだろう。

しかし、行政に対する批判精神を失い、当局の意向のままニュースを垂れ流すのは困ったことだ。
 
地裁の裁判官が、危険運転致死罪の適用を見送るのは、それなりの根拠があってのことだろう。

被告側に有利な証人がいるとも聞く。

被害者の母親も先日まで「刺し違えても」と陳述していたのに、地裁が訴因変更を求めた時には、仕方が

ないという旨の発言をしている。

 裁判でどのような攻防があるのかが報道されていない。

「危険運転致死罪が適用されないのはけしからん」と主張するだけでは話にならない。

一般人が裁判を傍聴しようとしても、仕事を休んで現地の裁判所まで行かなければならないし、行っても

このような関心が集まっている裁判では抽選に当たるとは限らない。

だから、傍聴席の三分の一くらいは占めるマスコミ関係者の責任は重大なのに、当局の意向どおりのこと

だけ報道し、大事なことを隠すのは困ったことだ。