この作品は原作物語とは何の関係もありません。
登場人物は同じですが、別の作品です。
魔法なども出ますが、気にしない方向で。
「さいこみゅ劇場・いぬとねこ」
東奈々枝
あんた、猫っぽい時があるわよね？
茜川莉奈
何よ突然。わたし、猫っぽい？
東奈々枝
にゃーんとか言うじゃない？
茜川莉奈
まぁ、そうだね
東奈々枝
猫好き？
茜川莉奈
どっちかというと犬の方が好きだよ、わたし。
猫も好きだけど・・・
東奈々枝
七條純夏は？
茜川莉奈
何ですかぁ？その急な振りは～？
東奈々枝
七條が好きなのは知ってる？
茜川莉奈
猫か犬か、ってこと？
東奈々枝
そう
茜川莉奈
聞いたことないなぁ・・・動物とか苦手そう
東奈々枝
それがね、あいつ動物大好きなのよ
茜川莉奈
え？なんで知ってるの？
東奈々枝
僕は人間が好きなんだ。
何故なら動物全般が大好きだからね
茜川莉奈
はい？
東奈々枝
って言ってたことがあるのよ
茜川莉奈
それだけで好きにはならないんじゃないかな？
そもそも人もあんまり好きそうじゃないし・・・
東奈々枝
まぁ、犬猫に関して考えてみよ
茜川莉奈
ほいほい
東奈々枝
あそこの家なら動物飼えるんじゃない？
茜川莉奈
そうだけど、勝手に決めちゃダメでしょ
東奈々枝
そこは一緒にってやつよ、
二人で決めるみたいな？
茜川莉奈
ぐぬぬ・・・犬か猫か。
どっちがお好みなんだろう？
？？？？
お悩みかな？お嬢さん
茜川莉奈
へ、変態！？
モリアージー
私は悩める乙女の味方。
魔法使いのモリアージーだよ？
茜川莉奈
警察呼びましょうね～
モリアージー
こらこら、ダメだよ～
携帯電話から手を放そうね～
茜川莉奈
だって変態ですもん。
魔法使いなんていませんよう
モリアージー
話が先に進まないから、
変態から離れましょうね。
この世界は何でもありだから、
魔法使いもいるの。
オーケー？
茜川莉奈
納得いかないけど、まぁ、はい
モリアージー
お嬢さん、君は犬か猫か。
迷っているね
茜川莉奈
いいえ、迷ってないです
モリアージー
そこで魔法使いの私の出番だ
茜川莉奈
無視された・・・
モリアージー
私の魔法で犬と猫を
同時に手に入れてあげよう！
茜川莉奈
え？すごい！・・・でも動物飼うには
届け出しないといけませんよ？
モリアージー
それは大丈夫。
私が作り出す魔法生物だから、
そこいら辺はノーマーシィー非情の愛
茜川莉奈
どういうことだかわからないんですけど・・・
モリアージー
さぁ、召喚しよう！
可愛がってくれたまえ！
あかねがわん
わんっ！
りにゃー
にゃ～ん
茜川莉奈
おいおい、こりゃカオスすぎてわたし、
頭が追いつきませんぜ・・・
モリアージー
犬が「あかねがわん」猫が「りにゃー」だよ。
外見があれに見えるのは一部の方のみだから
安心してくれたまえ！
では、ごきげんよう！
茜川莉奈
なんたるカオス・・・なにを安心しろと？
茜川莉奈
あ、こら！こっちおいで！！
七條純夏
・・・・・・
茜川莉奈
あ、七條くん・・・えっと、あっと、その・・・
犬？と猫？なんだけど・・・
飼っていいかなぁ？なんて・・・
あは、あははは・・・
七條純夏
・・・・・・
茜川莉奈
あ、行っちゃった・・・やっぱダメかぁ～
七條純夏
な、なんじゃありゃぁぁぁぁ！？
イヌ可愛い・・・ネコ可愛すぎる！！
かかか・・・飼いたい・・・
―そして後日
七條純夏
ほう・・・これはいい
茜川莉奈
あっれ～！？七條くん、
わたしより構ってるじゃん！！
ホントに動物好きなんだぁ～！！
登場人物（？）紹介
三周年記念。
マスコットキャラクターとしての活躍にご期待くださいｗ