メタメタやん。
メタメタやないかーーーー。
グチョグチョグチョグチョと、何やら卑猥な音が顔面の中央部で鳴っている...
春めきやがって...春めくと、もれなく花粉がやってくる。
今年もやってきましたよ。
毎年恒例の、花粉注意日に敢えて薬も使わず、マスクもせずのノーガード外出を試したところ、瞬殺。
完全ノックアウト。
おまけに季節の変わり目に相応しい風邪なんかも頂いて、おかげ様でメタメタです
こうなると歌うのにも支障が出る。
これが一番腹が立つ。
風邪っぴきってのも重なってたんで今週はノー歌唱調整だった。
だからかストレス溜まっておったのです。
ちょっとでも癒されようと、今日の昼休憩は凝り固まった身体をマッサージ屋で1時間程揉みほぐしてもらった。
問答無用に癒されるはずだったが....。
マッサージ師のお姉さんに、痛めた右膝に装着してあったサポーターについて問われ
「スノボでちょっと...」
と返答したところ、そのお姉さんはボード大好きっ子らしく
「どこの山に行った?」とか「来週行くんですけど、雪まだ大丈夫かな?」とか....
スノーボーダー談議を展開。
「一度行っただけやし、しかもその一回目での負傷なんですけど...」とは言えずにテキトーな、それっぽい
事ばっか言って場を繋いだのは、親のスネをかじり倒し、実家の居酒屋で働きつつしょーもないプライド
を抱え込んだただのフリーター27歳、独身。私です。
そんなんしてたら気疲れするに決まってる。
マッサージされた記憶など、微塵もございません。
マッサージ店を後にし、何故かジャンクフードを胃が欲していたので、逆らわずにマクドへ。
駅前マクドの窓際の席で、4人くらいで一緒に勉強してる女子高生を見ながらジャンクをほお張る。
平和だ。
癒された。
女子高生にではなくその平和に。いや、女子高生による平和に。
しかし、その平和は長く続かなかった。
ふとトレーに敷かれたビックマック超PR広告に目を向けたその時である。
右斜め前方から、バッサバッサ、バッサバッサと何かが近づいてくる。そして女子高生の悲鳴。
この平和空間をぶっ壊したのは、バッサバッサの主は、事もあろうに平和の象徴。ハト(半分シロ)。
前方から見れば白く、後ろから見れば黒い、ハト。
ハト師匠のご来店である。
ご乱心の師匠は、右隣のオッサンのコーヒーとポテトを蹴り散らかし、さらに暴れた。
着地、いや、着席点が見つからないらしく、バッサバッサと周囲の人々にタックル。
そして、とうとう俺の右肩にもタックル!!!
そして...俺のすぐお隣に、まさかの着席......
師匠は落ち着いていた。
対面ではなく、バカップルよろしくお隣に座られる。
パッと見たら、ハトを飼ってるオッサンinマック。
人目も気にせず「これはアカン、これはアカン」と独り言を、いや、師匠にツッコンだ。
女子高生がそれを見て笑った。盛大に。
ウケましたよししょーーー!!!って、なんでやねん!!!!やめさしてもらうわ~
的な感じで、俺はトレーを持って席を立った。いや、ほんまに有り得んと思ったから...
今思っても、それは賢明な判断だったと思う。
またいつ師匠が暴れて、俺のジャンクが蹴散らかされるかわからんからね。
とりあえずトレーをしっかり持って、暴れるなら暴れて下さいくらいの覚悟で師匠横をすり抜けた。
案外スルッと師匠はスルー。
俺はそそくさと逃げ、店内入り口近くの席へ。
すると、さっきコーヒーとポテトをグチャグチャにされたオッサンが師匠に歩み寄っている。
「どこから迷い込んだんだい?」と師匠に優しく問いかけ、なんと、捕獲に成功。
そして、おそらく師匠が乱入してきたと思わしき小窓からそっと外へ放り出す。
女子高生、拍手。
即席漫才コンビ「ハトとジュン」の大きい方は入り口近くの席でワナワナワナワナワナ。ドドドドドドドドド。
怒りが込み上げた。情けないったらありゃしない。
逃げた後にオッサンにええとこ全部持っていかれた。
平和空間をぶっ壊され、恥をかき、敗北感、屈辱感を存分に味わった。
一気に口に押し込んだビックマックが、妙にしょっぱく感じたのは気のせいだったのだろうか...
そんなわけでメタメタです。
一応言っておきますが、これは情けないくらい全部実話なのです。
嘘であってほしい。 そう願う出来事が、人生には多々あるものだと、今日もしみじみ思うたのでしたとさ。