熊:「今日は漫画喫茶で更新します」
藤:「何でまた漫画喫茶なんだ?」
熊:「仕事は午後三時位に速く終わったんだけど、
七時半から渋谷の会社で安全協議会なるものがあるんだよ」
藤:「時間が空いたから家以外でも更新することにしたのか」
熊:「だから、君は黙っててくれよ。
いちいち文字を最終的に青にするのが面倒くさいからさ」
藤:「ひでえな。いっつも文章を適当に埋めるのに
重宝がっていやがるくせに」
熊:「いや、よくよくやってみると
最後にドラッグしながら青に変えれば、
それほど面倒くさくないことが発覚したから、
君も存分しゃべりたまえ」
藤:「…何でも自分の都合かよ」
熊:「今日はせっかく漫画喫茶で更新するから、
内容も漫画喫茶に関することにした」
藤:「で、タブレットPCを漫画喫茶で使う意味はあるか、という
タイトルなのか」
熊:「僕の中で漫画喫茶に行く理由は二つある。
一つ目はもうホテル代わりに行く。
最近はこちらばっかりだけれども」
藤:「最近はこちらの使い方が多い気もするな」
熊:「で、もう一つは自分が持っていない漫画本を読みに行くときだ」
藤:「自分が持っていない漫画本か」
熊:「だけどさ、思うのは漫画喫茶って、
毎日毎日新しい本を買わないといけないじゃないか。
それをタブレットPCにすることで、
新しい本を買わなくても電子書籍で勝手に更新してくれるようにすれば、
かなり経費の節約になるんじゃないかと思うんだ」
藤:「まあそうだろうけどさ、
電子書籍になったら雑誌は買わなくなるわけだろ?
出版社は儲からなくならないか?」
熊:「だったら、雑誌を供給する側は
漫画喫茶のように十分単位で30円とか課金していくんだよ。
それだったら雑誌の編集部も儲かるしさ、
今まで漫画喫茶じゃ利益が出なかった漫画家さん達にも
お金が入ってくる可能性もあるじゃないか」
藤:「一つだけいいか?
それって普通のタブレットPCのアプリで作っちゃったら、
別に漫画喫茶で見る必要もなくないか?」
熊:「そうなんだよな。
家で安くたくさんのタイトルの漫画が読みたいんだよ。
誰か本当に作ってくれないかなあ」
藤:「……………」