藤:「あれ? お前、Macを買うんじゃなかったのか?
熊:「予定を変更することにした。
アプリを作る講座に行って普通にスクーリングすると、
約十万円がかかる上に、
僕が作りたいアプリには届かないような気がするから」
藤:「何を学ぶ前から選り好みしようとしているんだ。
まさか、スクーリングで学ぶことは
自分一人でやってみればタダかもしれないというのを
気付いてしまったのか?
それとも学ぶことは
恐らくゲームの作り方がメインになってしまいそうだから、
役に立つようなアプリは作れないんじゃないかと思ってるのか?」
熊:「その両方とも少しはある。
でも決定的なのは、
そこのスクーリングで実際に仲間を探しても、
実際に仲間になってくれる人がいなさそうだということだ」
藤:「いないっていうのはどういう事だ?
熊:「そこのスクールは実際には、
タダで授業を受けられるんだ」
藤:「いいじゃないか」
熊:「でも、それには条件があって、
三十歳未満で、そしてそのスクールが
勧める会社に入らないといけないんだ」
藤:「お前が言いたいのはわかったぞ。
そこのスクールは就労するのがメインで、
実際に会社を作って仲間になってくれる人はいないし、
いたとしてももしかするとお金が必要になってくるというわけだ」
熊:「そう。
だから、そういうところに行っても
仕方がないんじゃないかとも思っているんだ」
藤:「だったらお前は今後どうするんだ?」
熊:「少なくとも言えるのは、
アプリを作る技術の方は欲しいということだ。
そして、それを得るために独学で勉強しようかなと思っている。
その為にまずはどんなアプリがあるのか、
自分が作りたいと思っているアプリは
既にあるのかを確かめる必要がある」
藤:「ということはどういう事だ?」
熊:「MacじゃなくてiPhone6plusを買うことにした」
藤:「…何故iPhone6plusなんだ?」
熊:「画面が大きくて、電子書籍を購入できて、
そして、電話番号をもう一つ手にすることができる、
ということで決めた」
藤:「どうして携帯電話が二つ欲しいんだよ?
一つで十分だろ?」
熊:「今のガラケーじゃないとポケットに入れると、
画面が壊れてしまうかもしれないんだよ。
それなのにスマホ一つには出来ないんだ。
本当はタブレットPCでもいいんだけど、
個人的には二つ目の電話番号があった方が、
チケットe+でチケットを買えるから。
…何か今の携帯電話じゃ買えなくなってるんだよ。
だから、もう一つ携帯電話を買うことにした。
藤:「…別に設定を変更すれば買えるんじゃねえの?
タブレットPCの方が安いぞ」
熊:「でも、まあ、iPhoneを持ちたいという希望はあったから」
藤:「ふーーん。
ところで段々今日のタイトルの内容と大分ずれてきているが、
肉体労働がどうのこうのってのはどういう事だ?」
熊:「いやあ、さっきのスクーリングの話だけど、
他のところではお金を払って行うことも、
やり方さえ変えればタダにできたり出来るんだなと思ってさ」
藤:「思ったから何なんだ?」
熊:「ジムとか行って体を動かして、
お金を払っている人たちがいるじゃないか。
そういう人達は逆にお金を貰って
体を動かす仕事があるのをどう思うのかなと思ってさ」
藤:「どうもこうもないだろ。
自分の気の済むまで体を動かしたい人はいても、
それ以上体を動かしたいなと思っている人はいないっての」
熊:「だからさ、もし今僕がやっているような肉体労働を
八時間とかじゃなくて二時間とか四時間とか制約をつけて
それをパッケージで働く人を募集していけば、
もしかすると働きたい人は増えていくのかなと思ったんだ」
藤:「まあ、今よりも少しは増えるかもしないけど」
熊:「けど?」
藤:「新規のやつらは多少お金が少なくても
仕事を受ける人間だから、
お前たちの給料は減ってしまう可能性は高いぜ?」
熊:「…そうか。
でも、お試しで二時間とかでやって、
その代わりに人を二倍にするのは肉体労働の行く末を考えると
やってみてもいいのかなと思ったんだけどな」
藤:「主な時間は昼なんだろ?
夜にやれないとなると人は限られるかもな。
それに時期によってはきつ過ぎるだろ。
別に一日で二キロも体重落としたいやつはいねえよ。
肉体労働なんて若いうちしかできねえよ。
特にお前らの荷揚げ屋というのはな」
熊:「だから新しい人が入ってこないのかなあ」
藤:「お前も辞めるつもりでこのブログ立ち上げたんじゃないのか?」
熊:「…まあ、その通りなんだけどさ」