熊:「はあ……」
藤:「何いきなり溜息をついているんだよ、
馬鹿野郎」
熊:「何かさ、家に傘が溜まってきているんだよ。
しかも、自分が買った傘がさあ。
白とか透明の傘が六本くらいもあって、
何か邪魔くさくなっている」
藤:「天気予報を見ないからそういうことになっていくんだろ?」
熊:「天気予報は結構見てるんだよ。
でも、僕が余計に傘を買ってしまうパターンに、
夜勤があって、その次の日の夕方から
雨が降りますってことが多くてさ、
夜勤があった日の次の日の午後は
たまに仕事がない可能性があるからさ、
買うか買うまいか悩むことが多いんだよな」
藤:「…………」
熊:「何だよ、その反応は」
藤:「…お前、仕事していたのか」
熊:「失礼な奴だな」
藤:「前にやってたブログは
『ニートはニートを助ける会社を作れるのか』ってやつだったんだろ?」
熊:「まあ、人は月日が経つにつれて
いろいろと経験していくものなんだよ」
藤:「そんな説教臭そうな言動はどうでもいいよ。
傘が溜まっていくからどうしたんだ?」
熊:「こういう傘はわざわざ買わなくてもいいんじゃないかと思うんだよ。
レンタルだけでいいと思うわけさ。
例えば、ある店舗で200円で買って、
他の店舗で100円で買い取ってくれれば、
どこでも傘レンタルができるような気がするじゃん。
そうすれば100円で傘が使えるし、
必要な時だけ傘がコンビニで使えるわけだから、
便利なんじゃないかと思ったんだよ」
藤:「なるほどな。
でもなんでならないんだと思う?」
熊:「傘が溜まる一方のコンビニと、
出ていく一方のコンビニがあるからだろうな。
均等にしないといけないのが難しい可能性がある。
それに、雨の日しか必要とならない、
毎日できる仕事じゃないってのもネックだ。
台風の日の壊れた傘についてはどうするのかが問題になるし、
そもそもコンビニでやろうとすると
どれくらいの施設利用費がかかるかわからない。
最悪は自分以外の傘を取って売っぱらう泥棒の数が増えることだな」
藤:「そこまでわかっているなら、
諦められるな」
熊:「…まあ、こうやって文章に書いている時点で、
駄目だなと思っている部分もあるけども。
何かもっといいアイディアはないものかなあ」
藤:「毎日考えろ、馬鹿」
藤:「何いきなり溜息をついているんだよ、
馬鹿野郎」
熊:「何かさ、家に傘が溜まってきているんだよ。
しかも、自分が買った傘がさあ。
白とか透明の傘が六本くらいもあって、
何か邪魔くさくなっている」
藤:「天気予報を見ないからそういうことになっていくんだろ?」
熊:「天気予報は結構見てるんだよ。
でも、僕が余計に傘を買ってしまうパターンに、
夜勤があって、その次の日の夕方から
雨が降りますってことが多くてさ、
夜勤があった日の次の日の午後は
たまに仕事がない可能性があるからさ、
買うか買うまいか悩むことが多いんだよな」
藤:「…………」
熊:「何だよ、その反応は」
藤:「…お前、仕事していたのか」
熊:「失礼な奴だな」
藤:「前にやってたブログは
『ニートはニートを助ける会社を作れるのか』ってやつだったんだろ?」
熊:「まあ、人は月日が経つにつれて
いろいろと経験していくものなんだよ」
藤:「そんな説教臭そうな言動はどうでもいいよ。
傘が溜まっていくからどうしたんだ?」
熊:「こういう傘はわざわざ買わなくてもいいんじゃないかと思うんだよ。
レンタルだけでいいと思うわけさ。
例えば、ある店舗で200円で買って、
他の店舗で100円で買い取ってくれれば、
どこでも傘レンタルができるような気がするじゃん。
そうすれば100円で傘が使えるし、
必要な時だけ傘がコンビニで使えるわけだから、
便利なんじゃないかと思ったんだよ」
藤:「なるほどな。
でもなんでならないんだと思う?」
熊:「傘が溜まる一方のコンビニと、
出ていく一方のコンビニがあるからだろうな。
均等にしないといけないのが難しい可能性がある。
それに、雨の日しか必要とならない、
毎日できる仕事じゃないってのもネックだ。
台風の日の壊れた傘についてはどうするのかが問題になるし、
そもそもコンビニでやろうとすると
どれくらいの施設利用費がかかるかわからない。
最悪は自分以外の傘を取って売っぱらう泥棒の数が増えることだな」
藤:「そこまでわかっているなら、
諦められるな」
熊:「…まあ、こうやって文章に書いている時点で、
駄目だなと思っている部分もあるけども。
何かもっといいアイディアはないものかなあ」
藤:「毎日考えろ、馬鹿」