吐露アンプリファー -24ページ目

スマトラ沖地震

先日起こったスマトラ沖地震。

軋んだ幻想。
あたかも自然を支配したかのような。
人間はこの幻想の中で歪んだ自己顕示欲に溺れている。
心酔。
自然の模倣、追尾の上に成り立つ自然科学という境界。
流入する不確定要素。
自然界の中に再帰的に構築される捏造された人間界。
近似という麻薬。
閉じたロジックによるトリップ。
0と1による自慰。
この内包が瞬時にしてその外延によって飲み込まれる。

浄化。

その時初めて我に帰る。
母なる自然の脅威。我が無力さ。

このことを改めて意識された出来事であった。

忘年会

水曜

今日は、講義を受けてその後大学で企業の合同セミナーがあったんで参加した。今日回ったとことしては、

・家電系メーカー:シャープ
・エネルギー系:中部電力
・シンクタンク:野村総研
・通信系:NTT西日本

感想としては、

・やっぱ自分はメーカーには興味あんまないかなー。けどメーカーもエントリーしとかな危険やしな。
・エネルギー系の中でも今日行ったんは電力関係やけどこれもあんま興味ないかなー。もともとインフラにはあんま興味ないしなー。
・シンクタンクとコンサルの違いが未だにいまいちよくわからんけど、自分はやっぱこの業界がいいかも。
・通信もどうかと思うなー。けどこの業界も一応エントリーしとこっかなー。

って感じでした。

今まで色々な業界を見てきた感じコンサルティングファーム、シンクタンクってのが第一志望で固まってきたって感じです。ただ、この業界は入るのがかなり難しいので次のフェーズとしてこの業界に入るために勉強していこうってふうにシフトしていこうと思う。

また、第一志望の業界だけ受けるってのは万が一の時を想定するとかなり危険なんで、第二、第三の志望業界くらいまで探してそこである程度絞った上で手当たり次第受けていこうと思う。

年内に自分が本当に行きたい業界を、既成のレールから降りたゼロベースの状態から考えて見つけれたことはかなりの収穫だと思う。ただ、ちょっと前までは第一志望はマスコミって考えてたくらい、これからまた色々な業界、職種と接触していくにしたがって揺らぐことがあるかもしれないが、それはそれで自分の思考を通した上での判断なんでよしとしよう。

合同セミナーとか行っててよく思うことは、色々なブースが立ち並んでて各ブースでそれぞれが説明していてかなりのノイズがあるにも関わらず、自分が聞いているブースの説明以外のノイズを意識的にカットできる人間の耳ってのはすごいなーって。これはまだコンピュータには真似のできないことだ。

セミナーのあと研究室にいってしばらくごりごり研究して、その後研究室の忘年会があったんで行った。M2、D3の先輩達とももうすぐでお別れかと思うとちょっと寂しくなった。

テレポーテーション

テレポーテーション。

非常に興味深いテーマだ。

実世界で、一部これは実現されている。

0と1のビット列をネット回線、または無線を通じて流すことによって瞬時にして様々なコンテンツが手元の端末にテレポーテーションして届く。

これは、上位概念のコンテンツをそれを構成するビット列まで砕いて送り、届いた先で再度構成しなおすことで復元して、あたかもコンテンツがそのままの状態で移動してきたかのようなことを実現している。

ここからがかなり素人の発想なのだが、最近イネやらマツタケやらの蛋白質の塩基配列が解読されたという知らせをやたらと目にする。そのうち人間の塩基配列も解読されその構成を知ることができ、同時にその再構成方法も分かれば、この塩基配列という最も根源的な情報を何らかの形で伝送し、それを受け取り手で再構築すればテレポーテーションが可能なのではないだろうかと思う今日この頃。ただ、これは技術がまだまだ追いついていないのと倫理的な問題でかなりの衝突があろうことは必至だが。ってかここらへんのバイオのことはほとんど知らないのでこれは全くの見当違いかもしれないが。

ってここまで書いてる途中にふと思ったけど上記のコンテンツの件はある意味、ソースとなるコンテンツのクローンを大量に配布してるわけで、この発想でいくとソースとなる同一人物の人間のクローンが大量に生産されるわけでまあありえないかな。

今年もあとわずか

気が付くと今年も残りわずかとなってきた。
思い返すと今年は結構激動の一年だった。

大学院入学、かなりできる奴らの世界に入り込んでしまったことに対する戸惑い、三つの研究室の教授間のかなりでかい軋轢、就職活動と。

何はともあれ今年もあと少しなんで後を濁さずにいけるように〆にかかることにします。

今日は、大学の講義に出てその後大学で開かれてた就職セミナーに参加した。講堂でみんなの前で何人かの有志が前に出て、プロの方に模擬面接をしてもらいそれを見るという形式のものだった。やっぱり、客観的に他人が面接されているのを見ていると、どんな面接が好印象か悪印象かとかその他にも色々なことがわかったんで非常にためになった。そのあと図書館に行って新聞読んで、研究室に行ってごりごり研究してます。

土曜

今日は、梅田のスカイビルで富士通のセミナーがあったんで行ってきた。菓子食い放題、ドリンク飲み放題、弁当配布とかなり扱いがよかった。グループワークが中心やった。

やっぱ自分はSEには興味ないんかなーって思わされた。

「変化」「クリエーティブ性」「戦略」「絶対的能力評価基準」「自分の商品価値」「人」「ロジック」「社会性」「感謝」「戦略的な人生設計」「金」を望むんやったらやっぱコンサルかなーって思うし、何かコンサルは自分に合ってるかなーって思う今日この頃でした。

セミナー後、京都に戻り飲みに行った。一軒目はおっさん達が忘年会をしていてめっさうるさかったんで、店を変えて二軒目は地酒がいっぱい置いてある店に行った。初めて日本酒って結構うまいかもって思った。

その後、ささやかな誕生日会をした。そしてマンションの屋上で花火をして寝て、昼にうちに帰った。

淀屋橋【目指せ社会人サークル】

今日は淀屋橋で総合商社のS商事のセミナーがあったので行ってきた。

今までのセミナーは大学であったり、どっかのビルであったりとその企業の社屋であったことはなかったのでちょっと嬉しかった。

淀屋橋をスーツ着て歩いていると何か稼いでるビジネスマンちっくでちょっといい感じだった。

グループワーク的なことをやるのかなーと思って行ったけど、会社説明と実際に働いている方とのディスカッションって感じだった。今までM商事やM紅など他の総合商社も見てきたけど、今日のS商事の「人」の印象は最高によかった。こんな人達と一緒に働いてみたいって初めて思った。実際商社はやってることはどこも一緒だから最後は「人」で選ぶのがいいよーって人事の方も教えてくださった。やっぱ社風と人ってのは重要だと思う。

今日は200人位が参加してて、それぞれ三人掛けの机に座ってみんな前を向いているって状態だったんで友達作るのは厳しいかなーって思ったけど、ここでへたれたら絶対後で後悔するって思ったんで同じ机に座ってた横二人と仲良くなった。ここらへんは大学四年間の文化祭でのチケット売りで付いた度胸が役にたっているような気がする。

連絡先を交換したけどその行為が形式的な儀式に終わり実際には連絡とりあわないってことにはしたくなかったし、みんな情報交換し合える就活友達を欲しがってたんで意識的に帰りに三人でこの出会い、このつながりを今日限りにしないようにこれからのビジョンについて話し合った。そして、新年会を開くことになり、「新年会までにはこの輪を15人くらいの輪にまで広げようプロジェクト」を立て、みんながんばろうって励ましあって家に帰った。

就職活動ではお互いにつらい時期を乗り越え励ましあえる友達が作りやすく、就職活動が終わって社会人になってからもつながっていける友好関係が広げやすいので友達を増やすにはもってこいの場だと思う。

また就職活動で築いたつながりは社会人になったときに非常に大きな財産になるとよく聞くし、実際自分もそう思うので今日の行動とこれまでの就活のプロセスは納得のいくものかもしれない。

今日は総合商社についての知見も深まったのでこれもまた非常にためになった。

アンビバレンス

今日は面達で有名な方の講演が学校であったので聞きに行ってきた。

最近自己分析や業界研究を進めていくに従って自分の中での将来ビジョンが二極化してきた。

一つは、仕事内容が柔らかくて面白い仕事について一生その会社の中で永住するという居心地の良いビジョン。これは非常に日本的な考え方になるのかもしれない。これは自分自身に対して若干甘い考え方かもしれない。

もう一つは、社会の中で自分をとことん鍛え上げ、社会の中で非常に市場価値のある商品となるまで自分を磨き、将来何らかの形で会社を立ち上げとことん社会のトップに登りつめる、または、会社を立ち上げるというリスキーなところまでは行かなくともヘッドハントされるような人にまで登りつめたい、社会をダイレクトに動かしたいというビジョン。この観点から行くと一回目に就職する企業というのはキャリアパスの通過点に過ぎないという欧米での考え方になる。これは自分自身に対して非常にシビアな考え方である。

この分岐点での判断を誤ると大きくことなる方向に進んで行くことになるので、ここでの判断は非常に慎重になるべきところだ。

欧米的な考え方と先に述べたが、実際日本でも年功序列制で仲良くいきましょうねっていう考え方の企業が能力主義にシフトしていかなければ生き残れない状況になっている。と同時に実際その方向にシフトしつつある傾向にある。人を確保する手段が新卒だけで中途採用をあまりしないっていう会社も減ってきている。実際、実力ある者の中途採用さえ拒んで来た銀行業界などがその例で破綻しつつある。日本市場に実力ある外資がこれだけ入ってきている現状を考えると、ここは日本なんだから日本的な経営システムでいったらいいじゃないかという甘い考え方は通用しなくなってきている。現在、日本の転職市場がここまで大きくなっているのもこの裏づけだと思う。

こう考えたらいかに自分を磨くかということがこれからの社会では重要になってくるはずである。そのためにも就職先というのは重要で、またキャリアパスを明確に築く必要性もやっぱ必要なのかなーって思う。

今年度の企業側の採用人数は前年度よりも大きく上回るようなので、何かしらどっかの企業から採用をもらえるだろうという状況にあるとすれば、ある程度絞った企業群のうちのどっかの企業から選ばれるように努力するというスタンスで就活をするのではなく、企業をこちらから選んでやる(最も自分に合った企業を選んでやる)というスタンスで就活をしていかなければ将来後悔するだろうと思う。そのためには、どれだけ自己分析・業界分析・企業分析をしたかが大きな要因になってくることは確実なのでそこらへんをもうちょっとつめてがんばろうと思う今日この頃。そして彼女が無性に欲しい今日この頃。これは切実な悩みである今日この頃。

名刺

今日は就活のための名刺を作った。

--ふと思ったこと--

我々は生まれてからしばらくは意味もわからず音の塊の連なりとして言語を耳に入れ自然とその言語を操れるようになる。

同様に、生まれてから言語をしゃべれるようになるまでの時期に音をドやレ♯とかいう音を離散化したレベルで意識的に耳に入れさせられそのつながりとして様々な曲のメロディをきかされていると、その離散化された音のレベルで音を操れるようになるのだろうか。歴史に名を残すような作曲家集団とはそういうレベルの集団なのだろうか。

先天的意識

今日は年内最後のゼミ発表があり、無事終えることができ今年はもうでかい山場はなさそうな予感が。

残す年内は地道に研究と就活を両立させてがんばっていこうと思う。

ゼミで教授に業界の最先端を知るためには雑誌と新聞を見るべきと言われ早速、図書館に足を運んでみた。図書館に新聞おいてあるなんてしらんかったんで実際に足を運んでみて新聞が存在してて得した気分になった。読みたかった日経新聞と日経産業新聞がおいてあったんは嬉しかった。最近はWebでしかニュース見てなかったから、久しぶりに紙ベースの新聞を見てやっぱ紙のほうが落ち着くなーって感じた。

--来たるジェネレーションギャップ--

文字を読む媒介として紙のほうが液晶ディスプレイを通して見るよりも落ち着く。
これは育った環境により形成される感情なのだろうか。
PCが一般的に普及したのが自分の人生中盤以降という要因が大きく作用しているのだろうか。
大学入学時までPCに触れたことがなく、それまでは教科書にしろ雑誌にしろ文庫本にしろ、文字の媒介は大半が紙ベースで育ってきたことにより、紙に対して落ち着きを覚えるのだろうか。実家に対して抱く感情のように。
すると、十分にPCが普及した世の中に生まれて来た今の小学生以下の世代という分子にとっては、私が紙に対して抱く安堵感をディスプレイに対しても同様に覚えるのだろうか。
文字媒介主は液晶ディスプレイよりも紙のほうが落ち着くというのが元来人間の根幹に存在する先天的意識なのか、それとも単に育った環境によって形成されるだけの後天的意識なのか非常に興味が持たれる。
単に環境によるものだとしたら非常に大きなジェネレーションギャップが生まれることが予想される。

合同セミナー

月曜

今日は梅田の阪急グランドビルで企業合同セミナーが開かれていたんで行って来ました。

今日の自分のコンセプトは「興味のない業界を回ってみる」っていうのやったんで、食品業界、コンサル業界、金融業界を回ってみました。

説明を聞いても食品業界は全く興味がわきませんでした。

金融業界はぼちぼちでした。

コンサル業界はほんま弱肉強食の世界で実力あるものだけが生き残れるって世界で自分の実力をためしてみたい人にはうってつけの業界だと思いました。しかし、業務内容は非常に固そうです。この世界はチームワークが大事といいますが、結局はみんな「自分が自分が」って世界で、最終的には自分の名前で売ってく世界なんで、あんま好きになれんなーって思いました。給料がやたらと高いのもなんか納得しました。あまり自分には向いてないかなーって感想です。けど何かの運命でコンサル業界に就職することになってもたぶん開き直ることはできそうかなって業種でした。開き直ったら、この世界で勝ち抜く自信はあるような気がします。

あと商社に興味を持ちたいなーってのを前から思っているのですが、いまだに好きになれません。金とか地位がほしいからとか商社は男のロマンだからとかいう理由で商社行きたい奴は別として、純粋にどうしても商社で働きたいって人たちは、海外で働きたいっていう願望を少なからず心のどこかに持ってるし、日本しかも関西っていうめちゃめちゃローカルな地からあまり離れたくない自分としては向いてない業界なんかなーって思う今日この頃。

あとはIT業界の人事の方としばらく話しをしていてSEっていうものがどういうものかってのがやっと具体的にわかってきました。なんで文系のやつがSEの半分くらい占めてるねんってのが今までかなり謎やったけどその謎も解きほぐれました。今までプログラマとSEを混同していたようです。プログラマは中国、インドへの外注で日本国内のシェアがにとって代わられるかもしれませんが、SEはしばらくは大丈夫だろって感じです。ただ、SEの考え方が企業によってかなりまちまちなのでSEになろうとしてる人は気をつけたほうがいいかもしれません。


今日のセミナーで得たこと
・コンサル業界、商社は自分自身に少し嘘をつくと行きたい業界でもある。ただ、自分に非常に素直になると行きたくない業界である。
・金融業界はよくわからん。今日来てたのが小さい銀行だったんでもうちょいでかい企業の人事の方の話を聞いてみないとわからない。
・食品業界、もし受けるとしても面接の練習とか就活に慣れるためという捨石的なことでしかたぶん受けないと思う。
・IT業界に対する印象がめちゃめちゃちょっとだけやけど向上した。


偶然けんさんと会った。すごいタイミングであったんで、けんさんが女性やったら確実に運命を感じていたはず。
けんさんとは回りたい企業が違うかったんで別行動でした。ともちかを歩道橋の上で見たと言って喜んでいました。
帰り飯でも一緒に食おうと思って電話したけどまだ企業を回っていたのか電話の電源が切られていたんでおとなしく帰りました。