就活について思うこと | 吐露アンプリファー

就活について思うこと

就職活動って一見かなりだるいことのように思われる。
自分自身以前までそうだった。
それは、就職活動に対して自分自身が受身だからではないか。
就職活動っていうのはビジネスの場であり、“社員自分一人”のベンチャー企業を立ち上げた時の「自分っていう商品」を社会の色んな企業に自分の力で如何に売り込んでいくかっていうかなり戦略的なゲームのようでめちゃめちゃ面白いことのような気がする。

売り込んでいく商品のことを営業にまわる当の本人がよくわからないってのでは取引先企業に対し失礼極まりないことであるから「自己分析」は当然必要になるだろうし。

また、例えば4トントラックをIT関連企業に売り込みに行っても初めから無理があることなので、自分という商品が最も適する場を探す「業界研究・職種研究」というのもかなり必要なことだと考えられる。

また、商談成立なんてことはそう簡単に成立するものでもないんで、いちいち商談不成立で立ち直れないくらいへこんでいたんでは営業は勤まらない。

如何にして自分が社長の座についている企業を自分ひとりの力で軌道に乗せるか、かなり面白いことではないか。

味の素創設当時のように自分という1商品で攻めて行くことになるんで自分をがんばってブラッシュアップしよう。

また、話は変わって、就職活動を経験して就職するのと学校推薦で就職する両者の関係は「お見合い結婚」と「恋愛結婚」の関係に似ているように思う。お見合いという用意された場で相手のことをそれほど知らないまま受動的に結婚するのと長期の恋愛を通じて相手のことをよく知ったあとに能動的に結婚するのとの違いである。

また一つの業界に初めから固執して他の業界に目を向けないのも自分の行動範囲が狭い段階で色々な女性を見ずに結婚してしまうことに似ていると考えられる。

戦略的な活動はかなり好きなんで就職活動は楽しめそうな気がしてきた。

ただ研究という大きなお荷物がぶら下がっていることが問題として残るが。