人生再考 | 吐露アンプリファー

人生再考

最近自分自身について考えることが多々ある。
人は辛い状況に陥ったときやはりその脱却の手段として自然と自分を見つめ直す方向へと向かうのか。

自分自身と自分のこれからの人生について考えるとき最近妙に、一年前にAが言ってた「小さな幸せがあればそれだけで人生幸せなんじゃないか。それ以上のことを望んでも一体何があろうか。」という言葉が脳裏をよぎる。

高校ん時には将来アメリカでドクターとって最前線で活躍できる学者になりたい。と考え、大学んときにはドクターまでは行く気ないけど企業内の研究開発部でばりばり働いて最先端の技術に触れて行きたい。と考えていた。

しかし、これって自分にとって幸せなことなのか?と最近よく思う。家庭も持たずに、または家庭を犠牲にしてまで仕事に生きて幸せなのか。また人間的に面白くない者達に囲まれて日々日本、世界の最先端を睨みながら生きて幸せなのか。

最近身にしみて思うのが、日本のトップを行く同年代の者たちは、何かが違う。やはりみんなほんまに心の底から頭がいいと思う。これはもう努力では埋めようのない差である。さらにみんな心の底から研究を楽しんでいる。たぶん自分がゲームしている時の楽しさを彼らは研究から享受しているのであろう。
この時点で、すでに自分と大きなギャップがある。心の底から研究を楽しむことなんて自分には一生できないだろう。果たしてこのような者達に囲まれた職場で働くことは自分にとって幸せなことだろうか。こんな温度に差のある者たちに囲まれて。幸せなはずがない。

就職活動という人生の大きなターニングポイントを迎えて、自分の人生においての幸せって何かってことについて色々考える日々。

多くを望まなくとも、小さな幸せの積み重ねそれだけで人生幸せな気がする。