(前回の関連記事は「誤解を解く 」です。)
質問し続ける人
劇団 「前回の記事では、
闘う意思が無い人間は常にスケープゴートにされて攻撃を受け、
神秘行をしても逆に現実がダメになって潰れていく。
という事でしたね。」
CS 「人間以外にも、霊的なマイナスの存在にも攻撃されたり、とりつかれ
たりしやすかったりするんですけど、そういう人たちを観察していると
皆、マインドが弱いんです。」
劇団 「CSさんのマインド論ですね。」
CS 「はい、わたしが気功指導するときも、まずは受講者のマインドの強さを
波動で読み取ります。」
「マインドが弱い人は強い人に比べて上達に数倍~10倍以上も時間が
かかったり、そもそも神秘行自体が無理な人もいますから。」
劇団 「そんなに違うものですか!」
CS 「人によって強弱があるのは仕方ないし別に弱くてもいいんですけど、
マインドが弱いタイプの人には甘いことは一切言いません。
「○○さんは霊能体質でマイナスと繋がりやすいですから、
他の受講者の最低3倍の時間をかける必要があります。
長期戦の覚悟で毎日淡々とトレーニングするしかないです。」
「今の不定期な受講ペースでは丹道周天はおろか、
気功の上達の可能性は0です。」
「そんな邪気の心配ばかりしてたら、収入を増やすなんて
無理ですよ。」
など、本当の事を言うんですよ。
現実を受け入れるマインドの強さがない人間は何をやってもうまくいくわけ
ないですから、来なくなったらそれはそれでしょうがないと思っています。
ですからわたしは、
数時間のセミナーを受けるだけで1日で気功の達人になれます。
とか、
DVDを観ながら練功するだけで大周天を達成できます。
なんて言葉は口が裂けても言いません。」
CS 「逆にわたしは気功の修練度に関しては受講者に嘘は絶対に
つきませんから、わたしがいいと言った時は、お世辞じゃなくて
本当に褒めているんですよ。」
劇団 「マインドが弱い人ってエネルギー的に特徴とかあるんですか?」
CS 「タイプはいろいろあるんですけど、基本的に丹田のエネルギーが
からっぽで気が頭の方に上がりやすいんです。」
「重心が下にないから常にフラフラしている。」
「周りから見ると、ちょっとしたことですぐに動揺する不安定な人
という印象があります。」
劇団 「タイプがいろいろあるって、例えばどんなタイプがいるんですか?」
CS 「1つ挙げるならやかんタイプですね。」
劇団 「やかん?」
CS 「これは知り合いの霊能者に聞いた話ですが、ある密教系霊能者がセミナーを
開いて、そこに職場でいじめを受けて悩んでいる人が参加したそうです。」
「すると、生来のいじめられ体質のせいなのでしょうか、密教系霊能者とトラブルが
起きたそうです。」
「で、その参加者はカーッとなってネットで密教霊能者を中傷する
書き込みをしたんです。」
劇団 「そういうのよくありますね。」
CS 「その密教霊能者ってわたしが話を聞いていても結構な実力者という
印象なんです。」
「わたしから見れば、その参加者は自分は弱いんだから黙ってりゃいいのに、
そもそもマインドが弱いから感情を抑えられないんです。」
「それで怒った密教霊能者に仕返しで術攻撃されて、心身ともにおかしくなってしまい
職場のいじめどころか完全に仕事も出来なくなってしまったそうです。」
劇団 「〈弱い犬ほどよく吠える〉ってやつですね。」
CS 「そういう人って、わたしから見るとちょうど、やかんみたいな感じで、」
CS 「ちょっとしたことですぐに興奮して蒸気が上がって怒りのままに
考え無しに行動するんです。」
CS 「そのくせいったん蒸気が上がった後は、元々の丹田のパワーがないから
エネルギーが抜けてガクッとなるんです。」
CS 「で、ちょうどパワーが落ちてガクッときた時に怒らせた相手が仕返しに来て、
徹底的に攻撃されて最後はボコボコにやられて潰されるんです。」
劇団 「いる!こういう人、確かにいる!!」
CS 「こういうタイプは自業自得だから、やられててもわたしは一切手助けしません。」
劇団 「じゃあ、他にどういうタイプがいるんですか?」
CS 「そうですね。別のタイプでは、上昇した気が怒りの代わりに雑念を
引き起こしたせいで頭の中が雑念でパンパンになって、常に頭で
あれこれ考え続けるようになる頭でっかちタイプもいますね。」
「このタイプも頭から下のエネルギーが空っぽでいろいろ問題を
起こします。」
劇団 「実際にいたんですね。そういう人が。」
CS 「3~4年くらい前だと思うんですけど、気功治療をしている中国人の
気功家の元で習っているけど、気の感覚が全くわからないという人を
指導したことがあったんです。」
「ただ、申し込みメールを読むと、気についての論文みたいな長い文章が
ズラーッと書いてあって、
この人はエネルギーが頭に全部詰まってるタイプだな。
という印象があったのですが指導してみたんですよ。」
劇団 「で、どうだったんですか?」
CS 「電話が繋がって挨拶をした途端に、
煉化気精と煉化気神はどう違うんですか?
といきなり質問してきて、わたしもちょっと面食らいました。」
劇団 「いきなり質問ですか?」
CS 「それで波動を読んでみたら丹田のエネルギーがからっぽで、気が全部
上がって頭の中が無数の雑念で膨れあがっている混濁したノイジーな
意識が伝わってきたんです。」
劇団 「それはスゴイですね。」
CS 「(これはいくら気功をやっても気感が無いのは当然だな。)と納得しました。」
「気功で効果が出る人って、丹田のエネルギーが充実していて、
頭はクリアーですっきりしているものなんです。」
劇団 「で、どうしたんですか?」
CS 「何とかその頭の雑念を止めて、肉体感覚に意識を向けるように
語り続けました。」
「でも、止まらないんです。」
【再現シーン】
受講者 「煉化気精と煉化気神はどう違うんですか?」
CS 「いえ、そういう言葉の定義は重要じゃなくて、あなたの今の問題は
気の感覚が無いことですから、今の自分の肉体の感覚に意識を
向けましょう。」
受講者 「煉化気精と煉化気神に違いは無いんですか?」
CS 「それはとりあえずおいといて、頭のてっぺんに百会ってツボがあるから、
そこに左手の人差し指を置いてみてください。」
受講者 「僕は頭頂は開いてるんですか?」
CS 「(ちょっとイラッとして) いえ、開いていないからわたしのところに
来ているわけです。」
「その話は置いといて、今、指を置いている百会の場所の感覚に意識を
向けてください。」
「で、次に百会の真下の会陰というツボに指を置いてみましょう。」
「その会陰の辺りにはクンダリニーというエネルギーが眠っているんです。」
受講者 「僕はクンダリニーは覚醒しているんですか?」
CS 「(さらにイラッときて) いえ、覚醒していないからわたしのところに
来ているわけです。」
受講者 「クンダリニーと大周天は同じなんですか?」
CS 「(本格的にイライラしてきて) 今はそれ関係ないでしょ。」
「あなたの今の問題は気の感覚が無いことですから、今の自分の肉体の
感覚に意識を向けましょう。」
受講者 「大周天で煉化気精になるんですか?煉化気神なんですか?」
CS 「(キレ気味になってきたが、なんとか話の流れを変えようとして
冷静さを装いながら逆に質問を試みる。)
君はずいぶん気功の用語に詳しいけど、メールに書いてあった
以前習っていた中国人の気功家ってどんな人なんですか?」
受講者 「いえ、それは教えられません・・・。」
「いえ、それは教えられません・・・。」
「いえ、それは教えられません・・・。」
「いえ、それは教えられません・・・。」
「いえ、それは教えられません・・・。」
CS 「(怒)!!!」
CS 「君ね、さっきから自分は人の話をさんざん無視して好きなだけ
質問してくるのに、わたしが質問したら
「いえ、それは教えられません。」
って、何も答える気はないのかい!?」
「いいかい、神秘行の指導を受けるにはお互いに最低限の
信頼関係が必要なんだよ。」
「そんな態度をとられたら気功指導できるわけないだろ!!」
・・・と思わずカッとなって言ってしまいました。」
劇団 「CSさんも、若いよねぇ。」
CS 「その後、彼も黙りこくっちゃって、
(あぁ、もうちょっと冷静に話してうまく対処するべきだったなぁ。)
と後悔したんですけどね。」
「でも、彼の何というか腰の引けた態度に、どうしても我慢出来ませんでした。」
劇団 「で、どうなったんですか? その質問の人。」
CS 「もちろん、それっきり来なくなってしまいました。」
「決して悪気はなかったのでしょうが、彼は頭の中で考えた自分だけの世界に
住んでいて、話している相手が何を考えているのか、自分に対してどんな
感情を抱いているかまったく把握できないという印象を受けました。」
「それで自分では気づかずに周囲の人々を怒らせるんでしょうね。」
劇団 「もしかしたらコミュ障とか自閉症に近いんでしょうか?」
CS 「わたしは専門の医者じゃないですからそこの判断は出来ないのですが、
指導していてあれだけ人の話を聞かない人って、後にも先にも彼1人でした。」
「また、そうして頭の中だけで考えているから、体感覚を開くことが目的の気功などの
神秘行をしても結果が出ないんです。」
「別に神秘行で結果が出ないのはいいのでしょうが、
彼は職場や友人関係や恋愛など人生で関わっている人たちと、
真の意味でのコミュニケーションは取れているのかな?
と疑問に思いましたが、これは余計なお世話ですよね。」
「おそらく彼にしてみたら、
(普通に話をしていたらCSがいきなり怒り出した。)
という感じなんでしょう。」
「彼は、わたしがなぜ怒ったのか? その理由は一生理解できないんでしょうね。」
劇団 「質問し続ける人の話もいいですけど、CSさん自身もあまり蒸気が
上がらないように気をつけた方がいいんじゃないですか?」
CS 「ハイ、あれから気をつけてます・・・。」
(気分を落ち着けようとお茶を入れている。)
※次回の記事更新日は4月10日になります。

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