（前回の関連記事はこちら になります。）
気功は不老不死の仙人になるための方法だった
「気功」と聞くと、ふつうは健康教室でお年寄りが行っている太極拳の
ような健康法を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか？
たしかに気功で全身に気を巡らせることは健康増進に効果があります。
しかし、気功の歴史をさかのぼりますと、もともとは数千年前に
古代中国で仙人と呼ばれていた人たちが行っていた仙道（せんどう）
という神秘行が源流となります。
彼ら伝説上の仙人たちは気を利用することによって、天地と一体となり
不滅の意識を得ようとしました。
その状態はある意味では不老不死と呼べるのかもしれません。
そして、その不滅の生命体となるための行法を道（タオ）、仙道などと
呼びました。
その方法を簡単に説明しますと、
まず最初に人の体内にある経絡と呼ばれる
エネルギールートに気を流します。
（これを「経脈を開く」と言います。）
十分経脈が開いたら次に徐々に気を練ってゆき、
丹（たん）と呼ばれるエネルギーのかたまりを造り出します。
後はひたすら丹のパワーとエネルギーの純度を高めてゆきます。
（これを練丹術と呼びます。）
最後に出来あがった丹と自分の意識を同化してゆきながら、
肉体のバイブレーションを上げて虚空に消えてゆきます。
（「還虚」と呼ばれます。）
※興味のある方は高藤聡一郎氏著
「秘法！超能力仙道入門
」をお読みになるといいと思います。
仙人たちはこれら修行の過程で様々な超能力を覚醒させました。
また同時に気に関する膨大な知識を蓄積していったんです。
そして、後世の人たちはこの道（タオ）をもとにして、老荘哲学・
易経・薬湯学・鍼灸・気の武術・風水などを生み出して
いったわけです。
その中で気功というのは、共産党が政権を握った以降の現代中国が
仙道の中から神秘行としての部分を取り除き、
病気治療・健康増進に役立つ部分を抽出することによって
成立したものなんです。
ですから、日本にはほとんど健康法としての気功しか伝わっていま
せんし、本場中国の気功家も超能力に関しては「特異能功」
などと言って表面上は口をつぐんでいます。
サイキック覚醒気功が目指すもの
しかし、健康法として気功を行う人の中にも超感覚が目覚め
る人が現れたり、
高藤聡一郎氏のような人物の活動もあり、
仙道の伝統を受け継いだ神秘行としての気功の知識が
日本に浸透してきたわけです。
わたしは運よく神秘行としての伝統気功（仙道）を体得することが
できました。
それと同時に、２１世紀特有のアセンション現象による
宇宙エネルギーやさまざまな次元とのコンタクトによる
不思議な出来事も体験するようになりました。
その結果として、わたしが行ってきた気功の行の質が
急激に変化していったんですね。
そして、
「このアセンションによる新しいエネルギーと、
先人たちが築いてきた気功・仙道の知識を融合
させて、さらに進化させたい。」
という願いから生み出したのが
「サイキック覚醒気功」です。
「サイキック覚醒気功」の特徴は以下の５点になります。
１ 現実生活で役立つ「実用的サイキック能力」の発現を目指す
２ 「波動プログラム 」のシステムを利用して、修業期間の大幅な
短縮を実現する
３ 伝統的な気功・仙道の流派では秘伝とされ、限られた弟子に
しか伝授されない奥義レベルの知識を伝える
４ 神秘行に特有の宗教的価値観等の押し付けは行わない
５ 「師匠－弟子」という上下関係ではなく、
テニスやゴルフのプライベート・コーチのような
アドバイザーとしての関係で接する
気功の目的は自由でいい
気功の源流となった仙道は、長い時間を通じて
「道教」「仏教」といった宗教的な観念と深く結び
つきました。
そのため、 修行を続けていると、本人が気付か
ないうちに宗教的方向へ進んでしまうんですね。
（現代的に言うと、アセンションの方向へ進むことに
なるかもしれません。）
わたし自身は、宗教的方向へ進んだり、悟りを目指すのは
気功本来の目的を考えるといいことだと思っていますし、
そういう方向性で気功を行いたいという方は全力で
サポートしていきたいと思っています。
ただ、逆に言うとそれが現代人が気功を行いずらくなって
いる要因になっていると感じます。
人の価値観は人それぞれですから、別に異性にもてることだけ
考えて生きたり、お金もうけして遊んで暮らすという生き方も
いいと思うんです。
逆に言うと、現世であらゆる欲望をかなえた人の方が何の未練も
なく悟りに行けるような気がします。
ですから、たくさんの人が自分の価値観に従ってエネルギーの
世界を楽しみながら、それぞれの願望を実現してゆけば
いいんじゃないか？と考えています。
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