栄光に近道なし。
神聖なサイケデリック医薬を悪用した
精神的成長の近道ビジネスを終わらせよう。
「一瞬で悟り」は詐欺である。
統合セラピーを受けなければ鬱病や精神崩壊に至るという主張は事実ではありません。そのような言説は、神聖な医薬を冒涜するものであり、自己の自我が過度に肥大化した人々による虚偽の営み(虚業)です。
「一度のアヤワスカで人生が変わる」
「5-MeO-DMTは20年分の瞑想効果」
「マジックマッシュルームで悟りが開ける」
「イボガで量子テレパシーでつながる」
これらの謳い文句を目にするたびに、深い悲しみと強い危機感を覚えます。
精神の成長を“ショートカット”できる薬など存在しません。
サイケデリック医薬は、決して人生を高速化する魔法ではなく、
医療・心理・文化・環境のすべてに慎重さが求められる「介入」です。
私は、Bufo (5-MeO-DMT)、アヤワスカ、イボガ、マジックマッシュルーム、サンペドロのセッションに
数多く立ち会ってきました。
- 圧倒的な美しさを見る人もいる。
- トラウマの癒しの可能性に触れる人もいる。
「熟練者が時間をかけて到達する意識領域」
に一時的にアクセスさせることがある。
しかし、扉を開くことは“道を歩くことではない”。
到達した距離と同等の調整が必ず必要になる。
自然の摂理は、自己で必ずバランスを取り戻す。
意識は誤魔化しを許さない。
特に、以下の宣伝を用いる者は、サイケデリック医薬や薬物を利用して洗脳を行い、別の収益へ誘導する詐欺的行為を行う危険人物です。
アヤワスカには、私達の統合セラピーが必要。
イボガで、依存症が一瞬で治る。テレパシー、御神託で治療。
マジックマッシュルームで魂の覚醒、年収・人脈が広がる。
日本では、サイケデリック・リトリートにおいて、参加者に対し事前に、「統合セラピーを受けなければ鬱病や精神崩壊になる」と主張する行為が見受けられます。
しかし、これは事実に反するものであり、神聖な医薬を冒涜する行為であると考えられます。
また、対象者は統合セラピーと称して、参加者に洗脳的な行為を行っており、自己顕示欲に基づくスピリチュアル詐欺を行う危険性がある人物であると判断されます。
アヤワスカの効果は通常、約90日間持続するとされますが、科学的根拠に基づき「統合セラピーを必ず受けなければならない」は、彼らが顧客を洗脳する為です。
ご心配な場合には、複数の精神科医にご相談されることを推奨いたします。
以上の行為は、古来から伝わる神聖な医薬の尊厳を冒涜するものであり、重大な問題があると考えられます。
また、「依存症治療」や「覚醒」を謳い文句に、人々を依存的なスピリチュアル洗脳へと誘導する行為が、日本人を含む世界各地で確認されています。
日本国内外において、サイケデリック医薬を装って幻覚剤を利用し、日本人が日本人を食い物にする犯罪行為が横行しています。
本物の伝統は土台を重視する
基盤なくして、扉を開いてはならない。
精神を支えるのは薬ではない。
時間、身体性、生活、誠実さ。
ピーク体験は “きらめき”。
統合は “変容”。自己でするものです。他者は必要ありません。
サイケデリック医薬は、正しく使えば救いになる。
だが、近道として売られた瞬間、害となる。
サイケデリック医療研究所は、以下を宣言します。
- 悟りや変容を商品化しない
- 依存症患者を「奇跡の一回」で勧誘しない
- 他者からのサイケデリック統合セラピーの必要性なしを公言
- 適切な医療・倫理・法律に基づく支援を行う
神秘を祝福する。
神聖なサイケデリック医薬による力には責任を。
扉は、誰にでも開かれている。
その道は、人生のすべてを要求する。
