実験とは? | Science Performer KAMIYAMAのブログ

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Science performer 神山幸也のオフィシャルBlog
科学実験(サイエンス)パフォーマー 。 サイエンスショーのコンテスト科学の鉄人にて第10代鉄人の称号を得る。1600年代の科学を中心に観客一体型のサイエンスショー。バルーンアート/教育講演/科学/

チョコレートが苦手でな
第10代科学の鉄人神山です。
そして、今月結婚式に登場する
科学実験パフォーマーのKAMIYAMAです。
kagaku.tokyo  アメブロ 

科学的認識について、
1.「科学の認識は、対象に対して目的意識に問いかける<実験>を通してのみ成立。
2.科学的認識は、「社会的認識」。

元国立教育研究所の板倉氏は言っています。

ところで、「実験」というと、どうも「自然」科学の分野」では、できるけど、「社会科学分野」ではできないと思われていたり、「実験が失敗した」という言葉を聞きます。

KAMIYAMAは、医療系で理学療法士学を学び、さらに、社会学部社会福祉学科でも学びました。つまり、理系でもあるのですが同時に、文系でもあるのですが、その時に思ったことは、

「人文社会系の既存の研究は<実験もせずに文献に頼る文献主義>だな」ということ。
最近の文献(インターネットの記事やメディアの情報なども含めて)をうのみにするのはもちろん危険だなと思うのです。
2次文献であることが多く、1次文献が正しいと仮定してそれに基づいて2次文献を制作している。
さらにいうと、当時の文献(1次文献)などもそのまま信じていいものなのか検証していかないといけないのではないかと思うのです。

自然科学の世界では比較的当たり前の話だと思うのです。

たとえば、

ガリレオ・ガリレオは、アリストテレスの文献を疑いました。

そして、実際にはテーマを絞り「自分の実験できること」に特化して、その部分を実際に多角的に実験し確認していきました。

では、社会科学系では「実験」はできないのではと思われるかもしれませんが、
「仮説」を持った上で、実験としてそういったことが書いてあるものはあるか、また、矛盾点はないかと「実験的に」文献にあたることで、実験を社会学的にあたっていけると思うのです。

今の時代、いろいろ調べることが簡単になっています。
と同時に、そのことを単純に鵜呑みにしていいのかはまた別の問題です。

数か月前に、祖母が他界しました。
祖母の名前は、「かず」です。
でも、自宅の標識には「和子」と書いてありました。
祖母がサインするものにも、自分自身では「和子」と書いていました。
名刺も「和子」です。

戸籍謄本は、まだ電子化ができていないので、手書きです。
住民票は、電子化されていますが・・・。
なんと…「かず」と「和子」がありました(^_^.)

どちらが正しいのでしょうか?

いつの間にか、和子になってる…。
住民票が正しいとも限らない…、でも戸籍謄本も訂正の仕方がグチャグチャです。
ただ、黒く塗りつぶしたところもあるんです((+_+))

文献を検討するというのは本当に大切だと思うのです。

今後、10月にはマイナンバー制も始まります。

このままだったら、どうなったのだろうか…(^_^.)