前回の続きです




祖母の入院している病院に行き

今現在コロナの陽性なのか調べてもらい陰性、陽性によって祖母の葬儀などを決めるのに重要なので医師に聞いてみようと思います。


姪から電話で陰性なら看取りたいと(看護師なので)

でも私と両親は看取るのは逆に辛いと言いました。姪はあまり普段から会えてなかったから悔いが残るんだと思うけれど、私たちは看取ってあげられる気持ちの余裕、時間の余裕がないと。(全員働いてるので)姪は病院で看取っていく看護を普段からしております。なので家族に看取ってもらう方が幸せだと感じていると。私は逆の考えです。家族に看取られて幸せじゃいないか?ってあくまでもこちらが感じてるだけで本人がそうしたいかなんて分からないです。私と母は施設に入るまで祖母とずっと暮らしてきて認知症になってからは毎日大変でした。起きてから寝るまで全て気にしていないといけないので。それを姪は知りませんからね。どれだけ毎日大変かなんて一緒に過ごしていないと分からない事なんです。

いくら仕事で世話していても毎秒になると違うと姪は知らないのです。

子供の世話と高齢者とでは違いますから。


そして祖母と面会出来ました(オンライン)

両親、兄、甥と姪で

2人ずつしか無理だと言われたので別の場所で(と言っても廊下の隅)iPadっぽい。そしてカメラの角度が悪すぎて祖母の寝ているベッドからなのですが顔がきちんと映らないのがイラついたけど笑

祖母も目が開けられないので声だけは反応してましたけど皆が判断できたかどうかも分からない。

看護師さんも多忙なので仕方ないですが、やはり窓越しというかガラス越しで会えるほうが良いと思いました。正直コロナで入院してから2週間ちょい。コロナも感染してないかもしれない。病院側はPCRしてないのでこちらは分からないけど。感染してないなら一般病棟に移れるかもしれないのに何故PCRしてないのか謎。このまま亡くなったら火葬になるかもしれないからそこは確認してほしいと。


そして2日後に静かに祖母は息を引き取りました。

穏やかだったと看護師の方に聞きました。


私たちの声で安心したのですかね

祖父の元へ旅立って行ったと私は思っています

祖母は波瀾万丈の人生。

楽だったとは言えないけどこれからはようやく兄弟姉妹、祖父、のんびりしてほしい。


病院側もすぐに手続きしてほしいと

なかなか難しかったけれど葬儀屋さんが手配してくれたので直葬でしたが骨を拾うことが出来ました。

葬儀もやらないつもりでしたが親戚もいるので小さくやることに。

バタバタと写真選びやお弁当、忌中引き、新聞。

でも互助会に入っていると担当者があれこれ手配もしてくれるので楽です。

お金が無いと死ぬのも大変です。

互助会に入っておくのがベストだと実感しました。


仕事休みに合わせて葬儀も出来

父の仕事関係もあって沢山の人がお参りに来て下さり有り難かったです。

いやらしい話、赤字にならずに済みました。

本当にお金がかかるのです。

お通夜があると更にかかるるはず。

ですが私たちはお通夜無しなのでかかるはずのお金がカットされました。


無事に祖母を送り出せた…

コロナ感染は他人事のように感じてたけれど

こんな身近にあるなんて

棺桶の中の祖母の顔も見れず、触れず

焼かれてしまったあの何とも言えない気持ちは忘れられない。でも正直実感が湧かなくて涙が出なかったのも事実。


葬儀の準備で忙しくて

祖母とゆっくり思い出話を出来たのは

家に戻り初七日を迎えた時

御坊さんにも来て頂き説教を聞き

1人になった時に

母は一人でよく泣いてます


そりゃそうですよね

たった一人の母親

ずっと面倒を見てきたんだから

でも母も忙しいから落ち込みすぎないで済んでる

その方が良い



すみません。長くなりましたね

今回はドラマの感想では無いですが

次回からまた書きます