皆様今晩は。13期のユミータこと齋藤優見でございます。
今回は、
“The日本人知的OL系&ワイルド系の動のスタイル”を持つ
わたくしユミータが、かすりもしない真逆のオーラを持ったボーイッシュなスタイルに挑戦!をお送りいたします。
◆本来、私の持ち味を生かしたオシャレに魅せるMyスタイルは、ミルクティー色やブラウンのテーラードジャケットがしっくりと似合う、知的OL系のテイストと、ミラノマダムのようにゴージャスで、アニマル柄やサファリ系が似合う、迫力満点ワイルド系テイストの2つがMIXされたスタイルです。
これらのMyスタイルの土台となる2つのテイストはまず、身体的特徴から分析することができます。
私の体つきや顔のパーツは、特に目立った特徴は無く、中肉中背のThe日本人!体系でございます。6割の日本人女性がここの分類にあてはまるほど平均的、普通の体形カテゴリーと言えるのではないでしょうか。すべてのパーツが中型、丸みを程よく持っています。
ちなみに私は立派な富士額も保有しています。
以上のような平均的日本人の雰囲気を持つ方は知的OL系テイストがしっくりとはまります。PSJではキャリアクラッシックと呼ぶテイストです。
◆次に、ワイルド系の身体的特徴としては、がっしりとした厚みのある体と、日焼け肌がゴージャス感を醸し出す、健康的、活動的な部分があげられます。
私はここ10年、コスタリカのジャングルや、情熱的なメキシコ、韓国、スペインというTHEラテン国で生活をしていた背景があるので、内面から溢れるワイルド感もあるのではないかと感じています。
20年近く活動を続けている民謡和太鼓の影響も〝迫力″という賑やかさをプラスさせているのかもしれません。
このワイルド感をPSJではワイルドシックと呼んでいます。
以上のようなキャリアクラッシックとワイルドシックの動のテイストを持つ私が今回楽しんで挑戦してみたのが、色白で、身体的にも各パーツが小さ目なボーイッシュなスタイルです。
◆PSJではニュアンスボーイと呼ばれるテイストですが、ファッションの特徴は独特の自分の世界を確立した、万人とは違ったアイテム、組み合わせを得意とするところです。
まったく自分にかぶらないテイストをどのように楽しんだかというと、全体的にはニュアンスボーイの特徴的スタイルの一つであるダブダブ感(体にぴたっとさせない、ダボッとリラックスした感じのシルエット)をメインに組み立て、細部のディテールや色味ををMyスタイルテイストで調整して自分に合わせていくという方法を取りました。
◆一枚目の座った写真は、ニュアンスボーイに自分のスタイルのキャリアクラッシックを細部に効かせたコーディネートで、ダボッと感は大き目シャツとメンズのパンツををタックパンツ風にし、スニーカーを合わせました。
自分の世界観を持つニュアンスボーイならではのアレンジ能力を出すために、ラリエットアクセサリー風に細い革のベルトを首からさげました。(本日はこの姿で会社に参りましたが、コーディネートはなかなか好評で、ラリエットがベルトだと気づかれた方はいませんでした。)
ナチュラルなざっくりとした素材感のノーカラージャケットはリラックスしたラフ感を出すにはGoodなアイテムでしたが、ダボッとし過ぎて私に合わなかったため、キャリアクラッシックが得意とする直線ラインを襟部分を内側に織り込んで表現し、品格を出すためにジレを重ねました。
チェック柄のゆったりとしたシャツは私が着ると田舎っぽくなるので、糊をすこしきかせてアイロンをし、キャリアクラッシクの貼り感を加えて私のイメージに近づけました。
髪型は始めにみだれ髪ひとつなくピタッと正統派にまとめましたが、顔だけがOLっぽくなり、コーディネートが浮いて見えたので、ニュアンスボーイのラフ感に近づけてツーサイドに分け、お化粧もオレンジベースに変えました。
TPPOSは5月下旬、男子高校に、洋服と着物のファッション化の講演をするための洋服のほうのスタイルです。(この後15分でふだん着物に着替える設定)
◆二枚目の写真はニュアンスボーイに自分のスタイルであるワイルドシックを細部に効かせたコーディネートで楽しんでみました。
実はこちらのサロペットのMIXスタイル着こなしはPSJのクラスでも別のコーディネートで披露しましたが、「言いたいことがバラバラ」評価を頂いたので、こちらでリベンジです!
全体のダボッ感をサロペットで出し、靴下とノーマルな靴でニュアンスボーイの土台を作りました。
アイテム的にはワイルドシックど真ん中アイテムは使っていませんが、色はワイルド感を引き出すサロペットのアースカラーにさし色の紅葉赤のツーネクタイ。共布ハンドメイドのコサージュをバックにつけて女性らしい華やかさをプラス。髪型とお化粧を少し野性的にしてワイルド感を出しました。
TPPOSは、いつも着物姿の私か、このサロペットを着て山に入る姿しか見ていない地元のオーナーさんたちと懇親もかねて地元最大のハンドメイド市に行く、6月昼間の金曜日です。
皆様のご意見をお待ちしております。