検証のつづきが遅くなってしまい、申し訳ありません。

 

マイケル・ジャクソン麻酔薬死亡事件の真相の核心に触れようとしているのですが、

もうここまで来てしまうと、彼の寝室で何が起きていたのか、

 

その事実だけを一つ一つ根拠を上げて説明することそれ自体は、

それほど難しいことではないように思えます。

 

しかし、犯行の主謀者の考え発想、そのやり方が余りにも邪悪過ぎて、

余りにも冷淡で無情過ぎるゆえに、

 

人間としての普通の感覚を持つ読者の方が、果たしてこのおぞましい真実を

どうやって受け止めるのだろうか、

 

また、その背後にある真の意味を理解することができるだろうかと

考えてしまうのです。

 

 

マイケル当人は、もし自分が殺害された時には、徹底的に愚弄され、辱められ、

卑劣極まりない扱いを受けるに違いないと、熟知していたと思います。

 

それで、ブログ管理人としては、読者の方々に最も注目して頂きたいのは、

 

卑劣極まりない扱いを受けるに違いないと知っていても、それでも、彼が、

犯行の首謀者の要求に対して決して妥協しなかった点とは何か、

 

そこに目を留めて頂きたいのです。

 

それで、どう説明したらよいのか思い悩んでいたところ、

2009年7月10日(MJ死亡事件から2週間後)に発信されていたTMZの記事

思い出しました。

 

このブログの長年の読者の方であれば、すでにご存知の記事です。

 

一方、この記事を初めてご覧になられる方もおられることでしょう。

 

すでにこの記事をご存知の方も、初めてこの記事をご覧になる方も、

今となっては、惑わされることなく、

 

この報道の内容は完全に創作されたものであり、犯行の主謀者が執拗にMJを

愚弄し、辱めるためにねつ造した悪意に満ちた策略であると理解できると思います。

 

 

 

 

 

結論から言いますと、この報道は

犯行の首謀者による犯行声明のような性質のものです。

 

犯行(MJ殺害)の明確な目的について、犯行の首謀者当人によって

事件直後に発信されていたのです。

 

発信された当時は、世界中の誰一人として、

その意味を理解出来ませんでしたが.....。

 

この犯行声明の背後にある重要な意味を理解するなら、マイケルの死の真実を

正しい見方で受け止めやすくなるに違いありません。

 

 

*~*~*~*~*~*~*~*~

 

 

以下は、2009年7月10日付けTMZによる記事のタイトルです。

このタイトルには、この犯行の真の目的を示す意味が込められています。

 

 

  「Jackson Doc Offers 'Potent Narcotic' Solution」

  (ジャクソンの医師が”強力な麻酔溶液”による解決策を提案する)

 

http://www.tmz.com/2009/07/10/jackson-doc-offers-potent-narcotic-solution/

 

(医師によるとされる手紙の画像)

UNSEEN10

 

 

 

TMZの記事はこうなっています。

 

*~*~*~*~*~*~*~*~

 

ジャクソンの医師が”強力な麻酔溶液”による解決策を提案する

 

マイケル・ジャクソンの医師の一人は、MJがデメロールへの依存

別の「強力な麻薬」と交換するために取引することを望んでいた。

Alex Farshchian博士は、

2002年7月21日付けでマイケル・ジャクソンに手紙を書いた。

 

 

 「Buprinex(sic)は、私が先週話した強力な麻酔薬だ。
 それはちょうどD(※デメロール)のようだが、それよりもっといいぞ。 」

 

 

 

Buprenexは注射可能な麻薬性鎮痛剤である。

シェリフのネバダ州サンタバーバラ郡の保安官代理人らは

ネバーランド捜索中に、走り書きのメモを押収した。


それはジャクソンによって書かれた可能性があり、

彼の薬物の隠し場所のあたりで発見された。     

 

 

    



それ(MJによるメモ)はこう言っている。

 

   「BuprenexはDemerolと同じことをするが、

   唯一の違いは、Buprenexは中毒者になれないということだ。」

メモは、Buprenexは"合成Demeroll(sic)"のようだと注釈を加えている。

 

  ※「sic」は、「文法や表現に誤りがありますが、原文のまま掲載します。」

    という意味で挿入されているといいます。

             □英語サイトでよく見かける「sic」とは?

 

 

(記事のつづき)

MJによるメモはこう続けている:


"2Viles(「二つの下劣」、または「二つの汚れ、悪臭」)、

僕(MJ)は事故が発生した際に、それがあることで安全だと感じる(sic)。


 

※「Vile」の意味は、非常に不快な、ひどく悪い、不道徳な、卑劣な、下品な、

 嫌悪の情を起こさせる, 卑しい、汚らわしい、などの意味がある。

 「2Viles」とは、①「Buprenex」、また、手書きメモが②「合成Demeroll」と

 呼んでいる薬物(①②の二つの薬物)を意味していると思われる。

 

(英文)

that says "Buprenex does the same as demerol, the only difference is

you can't become an addict on Buprenex."

The note refers to Buprenex as "synthetic demeroll (sic)." It goes on:
"2 viles, I would feel safe having it in case of axident (sic)."

 

 

(記事のつづき)
我々(TMZ)の研究では、(MJの考えに反して)

Buprenexが長期に渡って高用量で服用されるなら、

それは依存症になることができる。

医師は手紙の中で言及する。
あなたに解決策を提供する 5-7日間のプログラムを。」


医師はプログラムを説明していません。
(記事の終わり)

 

 

こんな馬鹿げた手紙を患者に送る医師は、実際には存在しない、

と理解できることでしょう。



もう一度、画像を確認してみてください。

 

手紙の右上にある絵柄は、

”背中に鳥の翼を付けた裸の男性”を示しているようです。

 

UNSEEN10

 

 

 

     この描写を念頭に置いて皮肉っていると思われます。      

 

           UNSEEN12 

 

    SF 「YOU ARE NOT ALONE

    全裸で左脇腹に鋭い矢が突き刺さっている                  

 

   

 

 

マイケルが、92年に出版した詩集「Dancing the Dream」の中の作品

TWO BIRDS」の中で、

 

MJは、”二羽の鳥のうち銀色に輝く翼を持つ一羽の鳥は僕である”

と語っています。

 

MJの説明によると、”もう一羽の鳥は人々の目には見えないため、

”君の不思議(your mystery)を他の人々に説明するのは難しい”

と描写しています。

 

  ※「TWO BORDS(二羽の鳥)」の詩の和訳はコチラにあります

 

 

 

医師からの手紙の右上にプリントされた”鳥の翼を持つ裸の男性”は、

MJを表していると推測できます。

 

そして、”絵柄の男性(MJ)の両腕はいっぱいに広げられて”います。

 

MJの死亡現場であるベッドルームに到着したセキュリティの説明によると、

死亡したMJの遺体の両腕は、

 

この絵柄の男性と同じように、左右にいっぱいに広げられていたといいます。

 

ワシントンポスト紙 和訳

MJは両腕が大きく広げられ、目と口が開いた状態で横たわっていた。

「Alvarez told he rushed upstairs and entered a bedroom to find the singer
lying on a bed with his arms outstretched and his eyes and mouth open.」

 

 

 

 

したがって、プリントされた”鳥の翼を持つ男性”は、

遺体となったMJを描写していると考えられます。

 

ですから、TMZのこの報道は、犯行の主謀者たちによる犯行声明であり、

MJの真実のストーリーを最大限に愚弄する「試み」であったと推測できるのです。

 

「ONE NIGHT ONLY事件」や「ロックフェラーからの国連への書簡」と同様、

TMZによるこのふざけた報道は、

 

エホバの証人としての信仰の闘いを軸としたマイケルの真実のストーリ―に

たっぷりと皮肉を込めた悪質なパロディであり、

 

彼ら独特の手法による手の込んだ犯行声明だと言えるのです。

 

 

 

*~*~*~*~*~*~*~*~

 

 

この”ふざけた手紙の贈り主”である医師の名前は、

 

   Alex Farshchianとなっています。

 

 

 

ALEX」とは、93年にリリースされたマイケルの超自伝的ショートフィルム

「WHO IS IT」の中でマイケルが愛おしそうに指でなぞっているカードの名前です。

 

 

 

 

   

 

 

 

 

   

 

 

 

   

 

 

 

 

 

 

つまり、「Dr. Alex Farshchian」とは、

 

マイケルが、詩集Dancig The Dreamで「TWO BIRDS」として描写した中で、

当初は「鳥」と呼んでいた熱愛の恋人「MILKさん」を指していると思われます。

 

 

 

  UNSEEN12  

  Will you be there  You are not alone  アルバム「History」ブックレット

 

 

犯行の主謀者は、MILKさんからマイケルに送られた手紙を

医師からの手紙になぞらえて「パロディ仕立て」にしていたのです。

 

医師からの手紙が書かれた日付は、2002年7月21日になっています。

2003年、警察による家宅捜索が入る前のことです。

 

TMZは、この手紙は、警察代理による捜索で押収されたと主張しています。

 

いつ押収したのかについては、言及していません。

 

 

以下は、TMZの記事の画像にあったDr. Alex Farshchian

による手紙の内容です。

 

医師からの手紙の内容を見れば、このような医師は実際に存在するはずがなく、

TMZの記事全体が完全に創作された作り話であると理解できるはずです。

 

手紙の内容はこうです。

 

*~*~*~*~*~*~*~*~

(Dr. Alex Farshchianより)

 

親愛なるMJ
ハロー、そして調子はどうだい?
私が送った小包を君が受け取ったかどうか分からないから、
私はもう一度それを送ることにした。


これは、君の問題を解決するための5~7日のプログラムだ。 
「Buprinex」は強力な「narcotic」(睡眠薬・麻酔)で、
先週、君に話した通りだ。


それはD(※鎮痛剤デメロール)に似てるが、それよりもっといいぞ。
私はすべてを用意した。これこそがそれだ! This Is It!と書かれてある)


次の段階の周期を始める前にこれをやって欲しいんだ。
君は、時代の最高のアイコン(聖像)だ。


そして、トップに君臨すべき人間なんだ。
お前はまだ何も見ちゃいない”(※?BADの歌詞の引用らしい


出来るだけ早く、これをやってくれ。
添付を読んだら私に電話を。

(終わり)

 

*~*~*~*~*~*~*~*~

 

 

読者の皆様はどう思われますか?

 

この医師が、実際に存在する医師で、

マイケルがこの医師の指示に従っていたと思われますか?

 

いいえ、マイケルとこの医師は何の関係もありませんし、

そもそも、こんなふざけた医師が存在するはずがないとすぐに理解出来ます。

 

 

 

ところが.....,何と、この医師は、実在していたのです。

 

キャサリン・ジャクソンによるパロディ・シナリオの中に....、です。

 

2013年にキャサリン・ジャクソンが起こした「不法死亡訴訟裁判」、

通称「AEG裁判」に登場したFarshchian医師による長い長い証言の一部は

こうなっていました。

 

MJファンブログより

https://vindicatemj.wordpress.com/2013/07/25/jacksons-aeg-trial-days-53-and-55-katherine-jackson-and-dr-farshchian/

 

 

Farshchian医師は、2001年4月から2003年までMJを診療していたと言います。

 

彼は、(キャサリンのお抱えである)アラン・メッツェガー医師を

知っていると証言しました。

 

診療記録の中には、TMZの記事の手紙にある2002年2月21日の記録があり、

「Buprenexについてのより多くの情報を送った」と記録されています。

 

キャサリンも、2002年にFarshchian医師に会ったことがあると認めており、

マイケルの葬儀の際にも、医師は招待されていたそうです。

 

キャサリン・ジャクソンは、息子のマイケルの健康状態と死亡に至った経緯

の真相が知りたいという動機で不法死亡訴訟を起こしたと主張してきました。

 

ところが、その問題の真相追求のために絶対に外してはならない医師たち、

 

84年の火傷事故治療と皮膚再生手術を施したことになっているホーフリン医師、

 

93年の鎮痛剤中毒治療で主治医だったナイチンゲール病院の3人の医師達、

 

最もよく知られているMJの主治医である皮膚科のクライン医師らを

証人として出廷させることはありませんでした。

 

キャサリンと共謀しているマーレー裁判の検事たちも、

召喚するべき医師たちを法廷に呼びませんでした。

 

 

死亡直前のマイケルが、クライン医師のクリニックに通っていたのは、

6月16日、9日、1日、5月21、22日、7日、4月22日、27日、3月23日、19日、9日、

2月10日、6日....と、

 

尋常ではない過密な通院記録になっていました。

 

クライン医師のクリニックに、これほどまでに異常に頻繁に通っていたのに、

警察もキャサリン・ジャクソンも、

 

マイケルがクライン医師のクリニックで何をしていたのか、

確認を取ることはなかったのです。

 

クライン医師のクリニックに行くようにマイケルに命じていたのは、

キャサリンその人だったからです。

 

すべて、彼女自身が手掛けてきたでっち上げであったことから、

彼女は、真相を知る必要は全くありませんでした。

 

*~*~*~*~*~*~*~*~

 

 

彼女が、今現在最も気にかけているのは、

このブログの記事の進展であると思います。

 

何故なら、2002年7月21日付けで、マイケル・ジャクソンさん宛てに、

ネバーランドに手紙を送ったのは、ブログ管理人だからです。

 

TMZの記事にあったキャサリン・ジャクソンさんによる犯行声明の意味が、

ブログ管理人には読み取れるのです。

 

彼女と、彼女を保護し続けてきた闇の支配者は、1990年から、

ブログ管理人の本名他の個人情報を知っているにもかかわらず、

 

ブログ管理人に対して、何もできないのです。

 

 

キャサリン・ジャクソンさんと闇の支配者に、解き明かしてお見せしましょう。

 

 

キャサリン・ジャクソンさんによる犯行声明の中にあった

 

”合成デメロール”とは何を指しているのか、

合成デメロール以上に強力な”Buprinex”とは、

 

何を指しているのかについてです。