主治医は医師 | みえリハPT、STのブログ

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みえリハビリテーション研究会PTSTメンバーのブログです。
毎日日替わりで担当者がブログをUPしていきます。

こんにちは、猫背の佐藤(寛)です。

早速ですが、こんな場面ありませんか?



新患依頼!!!(゜o゜;;
よし、まずは情報収集…


ふむふむ既往歴にAMIのあるCHFか~

胸部X線、心電図、心エコー…ex



う~ん、リスク高いのかなぁ
どんな感じでリハビリ進めよう(>_<)



とりあえず生っ!!!



おっとととと…(汗)



とりあえず先生に連絡してみよっと…。  ぷるぷる~カチャ♪




佐藤「先生、新患さんどんな感じてリハビリ進めて行きましょうか?」


Dr.「そうやなぁ、まぁ自覚症状とかバイタルに気をつけてゆっくり進めていって」


プツッ!! ツーツーツー


いかがですか?


内部障害の患者さんですと、このようなことあるかと思います。

なかったらすみません。



はっきり言って、佐藤はもったいない連絡をしてしまいました。



漠然とした内容…( ̄▽ ̄)
これじゃ先生も無難な回答.…。


せざるを得ないですよね
冷静に考えると



では、どのような内容がよいのでしょうか?




当たり前ですが、我々は理学療法士であり、主治医は医師なのです。



やはり、共通言語を使い的確な情報をもらうことが重要です。



上記の内容は、リハビリ目線過ぎませんか?

患者さんの病態を把握し、主治医がどんな治療プランを考えているのかお聞きしてみましょう。



理学療法戦略を練るのはそこからです。


コレという答えはありませんが、簡単な例を挙げます。




「新患さんですが、内科的にどのような治療方針で治療を進められますか?」



例えばこのような内容ですと、先生の専門的なご意見を端的にお伺いできるのではないでしょうか。



Dr.「今は、強心薬と利尿剤で様子をみてますが、今後状態が安定すればβ遮断薬を考えています。とりあえず今はいい状態じゃないから、ゆっくり進めて下さい。」



なんて情報を頂けたらとても有意義な連絡であったと思います。
同じ「ゆっくり進める」に何か意図があったように思えますし。



佐藤の解釈


ふむふむ...
「今はうっ血と低心拍出に対する治療がメインで、状態安定と共に予後改善を想定し、心負荷を軽減していこうとしているのか…。β遮断薬を開始する時は注意が必要だなぁ。」


なんてことをボソボソつぶやくわけです、はい。



患者さんの状態、これからの治療方針が聞けたとことで、今どのような理学療法が必要かを考えていきます。


ここからは、僕らの腕の見せどころですね(汗)



このように、リハビリ用語、要件丸投げの一方的な質問ではなく、ぜひ共通言語を使いお話ししてみましょう。



チーム医療はそこからです!!!


長文お読み頂きありがとうございました。




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