はじめまして、みえリハビリテーション研究会の佐藤のぶひろです。
1.5期生ということで、オリジナルメンバーのように頑張らせていただきます。
さて自己紹介ですが、おいておきます。
では、早速ですが…。
「〇〇さん、おはようございます。」
「体調はいかがですか?」
「ぁそうですか…では血圧計りますね。」
「135の70、脈拍65か…。」
「よし、歩きましょうか」
いかがですか?イメージしにくいですか。(笑)
入院や入所されている患者様・利用者様を担当されている方の中には、
僕こんな感じって思われた方もいるはず。いや、いて下さい。
今度は、逆の立場になったつもりで読んでみてください。
あなたが朝食をすませ、横になっているところにリハビリ担当者がきました。
はい、画面のスクロールが面倒でしたね。失礼しました。(汗)
僕の意見はというと、正直嫌な気分です。
食後でくつろいでいるところにリハビリの人が来て、歩くよ…では。
人間関係やお誘いの仕方もあるかとは思いますが…。
僕が注意して読んでいただきたかったのは、寝ていた人をすぐ歩かせるというところです。
年齢や患者様の状態によっては、歩行自体が高負荷になっていることも多々あると思います。
そこで、ウォーミングアップが重要だと思います。
ウォーミングアップを行うことで身体が運動を実施する準備ができるといわれています。
それはつまり、運動をより安全に行えると言えると思います。
ウォーミングアップなしでの急激な運動は健常人でも心筋虚血が生じた。という報告もあります。驚きですね。
肺、心臓、筋、(血管)と酸素搬送系と言われますが、それぞれをドライブしやすい状態にして、エネルギー代謝を円滑に移行させられるようにしてあげましょう。
エネルギー代謝を円滑に移行って?
人は生きるためにエネルギーを使います。
さらに、生きるプラスα活動を行うためにエネルギーを使います。
そのエネルギーの需要に対して、効率の良いエネルギー供給を行うよう人間はできているみたいです。すごい…。
そのエネルギーの供給方法がいくつかありまして、
ギアチェンジ…までガチャっと変わりませんが徐々に変化していきます。
このギアチェンジを円滑にしようというのです。
もう少しお付き合い下さい。
さて、あなたと患者様は運動を終え、血圧を測り
「いや~〇〇さん、今日はよく動けていました。お疲れ様でした。」
「お部屋戻りましょうか。」
と無事リハビリを終えお部屋に帰ろうと…。
ちょっとお待ちくださーい
クールダウンはしていますか?
なにそれ? 大切なのは知っているけどなんでするの?
とお思いの方、多いのではないでしょうか。
私もそんな一人でした。
実は運動直後は危険ゾーン!?
運動直後には、急激な静脈環流の減少が生じ、心拍出量、冠血流量が低下、低血圧や心筋虚血が生じる危険性があるといわれております。
急に運動を終わるのではなく、必要に応じてクールダウンの時間を設けましょう。
長文お読みいただいてありがとうございました。
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