おいらが、パソコンを始めるときの記憶媒体はカセットテープ。
その後巨大なフロッピーとHDDが登場し、MOというディスクが
登場し、CDーROMが同じくらいに出てきた。CD-ROMは読み
書きがものすごく遅かったので、3枚入れて順番に読み込ませる
方式が登場した。MOはフロッピーに近かったが、容量が少なく、
後にCD-ROM700MBが1枚100円で買えるほど普及して
消滅した。機械的にはMOの方が格好良かったが、CDに焼くことが
楽しくて、1枚100円の手頃さはまさに普及のカギを握った。
まだ、静止画の方が多く流通していたので、700MBでも足りたが
ネットの進化で高速通信が行われ、動画の流通が多くなった。
それに対応してDVDが登場するのだが、これが一番厄介だった。
何の違いがあるかわからないが、+、-、RAM、DL等、複数の規格が
立ち上がって、自分のパソコンがどれに対応しているのかわからなく
なった。そして世はDVDビデオ時代。CPRMというDVDレコーダー
専用の規格も出来て買いに行くときに大パニックになった。
これが嫌で困惑していると、今度は4、7GBのDVDを超える規格で
HD-DVDとブルーレイが登場する。HD-DVDはDVDの容量を少し上げた
DVDとの互換がある物で、ブルーレイは容量にして25GBと圧倒的な
容量で高画質となった。映画の配給会社がどちらを採用するかで
ブルーレイが勝つ。
だが近年、ブルーレイはその役目を終え、パソコンから外された。
光ディスクそのものが廃止されたわけだが、スーパーマルチDVDは、
旧DVDの互換があり、最低限対応されているが、ブルーレイ搭載機は
高額でさらにビデオ再生機能が削られた。専用のソフトを買えば
再生もできるが、生みの親であるソニーすらディスクの生産を終了した。
ブルーレイは2層、3層と25GBずつ増えるが、一層1枚100円を
切れずに高額な二層三層は好まれなかった。
ブルーレイの普及を進めたPS3やPS4は全盛期だったが、PS5では
ブルーレイのビデオ再生は止めたと聞いている。PS5自体高くて
買わなかったのでその後どうなったのかはわからないが、最近のソフトは
96GBも消費するらしい。ブルーレイのディスクでも2層、3層、4層まで
使いそうな容量だ。XLというブルーレイの規格で3層100GBか、
4層128GBのディスクが存在するらしい。一般人がレコーダーで
録画するのに25GBで十分だよね。4層も使う番組ってどんなのがあるのかな。
結局、4Kだ、8Kだというユーザーより、画質は見えれば良い位の人が多くて
TVもブルーレイもネットの配信に負けてしまったようだ。
おいらも設置するのに時間や場所をとる超大型TVよりも持ち運べる19インチが
今でも好きだ。昔の14インチくらいの大きさだが、重さも厚さも格段に小さい。
そしてこれまで揃えたブルーレイソフトもパソコンでは見れない。特別なソフトを
導入して初めて見ることが出来る。DVDはまだサポートされているのでソフトを
物理的にみるにはDVDが優れていると言える。こんな事になるなら東芝の
HD-DVDが勝てばスーパーマルチディスクの容量は15GBだったのになあ。
まさかブルーレイで円盤が終了とは。SDカードがナノになってエクスプレスまで
進化したしね。あの大きさで256GBとか512GBとか考えられないよね。
まあ、旅にスマホが一番楽だが、ちょっと大きな画面で動画を見たいときに
ノートパソコンの10インチ以上は見やすいんだよね。基本15,6希望(笑)