IPHONEが世に登場してドコモが対抗馬として推したのが
ソニーのエクスペリア。
IOSが完璧だった時代にアンドロイドで対抗したが、
アンドロイド勢はことごとく敗残していく。
当時、最初にアンドロイドを不動にしたのが、富士通の
アローズ。全部入りスマホとしてワンセグやお財布携帯など
日本の三種の神器を備えたスマホは、バッテリーが熱々で
文鎮化し、後はバッテリーがなくなるまで一切の操作を
受け付けないという最悪のスマホを記録した。
それ以外のメーカーも何かしらのトラブルに巻き込まれ、
シャープとソニー以外残らなかった。
だが実はソニーも酷い時代がある。カメラや動画に力を
注いでいるが、1分経たないで強制終了するなど、頻繁に
動作が制限されるものが多くあった。
ソニータイマーと呼ばれ、ソニー製品はある一定の月日が
経つと壊れやすくなるという噂もあった。
そんな中、最後の砦となる1シリーズ、5シリーズ、
10シリーズが登場し、一定の評価を得た。
1 Ⅱまでは10万超えの本体だったが、売れずに7万まで落ちて
ドコモではアハモ用に売られていた。その後毎年新しいモデルが
販売され、10 Ⅴ は、かなり安定した端末で人気も高かった。
これがⅥになった時に異変が起きた。いや、偶数のモデルの時は
不具合が結構発見されて、Ⅴの時が一番良かった。5シリーズが
販売を停止し、今回の1 Ⅶがまず登場した。そして1か月余りで
ほとんどの端末がアローズのように制御不能に陥ったらしい。
当たり外れの個体ではなく、時間で確実に故障していく様子だった
らしい。3万、4万のものならしょうがなくもないが、20万以上する
フラグシップ機がこれではまずいだろう。
最近のソニーは何かおかしい。いや、エクスペリアの不具合は毎年あるから
平常運転かもしれないが、PS5といい、高級路線を貫いて一般層をあまり
意識していない。一部のマニアが喜ぶものばかり作って、一般層には
代わり映えしない物ばかり提供している。機能的には高級路線も
代わり映えはしていないが。
スマホ自体、もう行きつくところまで行ったので、真新しいことをするのは
無理だとは思うが、ソニーのこの部分が良くて他を選べないんだよなという
部分が消えた。IPHONEも高いが、ピンキリあって安いものでも安心感は
失わないという信頼がある。
ソニーはここにきて一番最初の不具合を起こしてしまうという、最大の
失敗をしてしまった。20万が一か月で動かなくなる。これは余程の
エクスペリア信者じゃないと信用が揺らいだことだろう。
おいらのような一般人にはAⅢや10Ⅴというエントリーモデルで
楽しんでいる。壊れた時は買い替えが比較的楽だから。
まあ、これはIPHONEでもそうだが、壊れることを前提に買い替えをする
ならば、いつでも手頃なモデルが一番いい。気兼ねなく買い替えられる。
これが20万もするなら多少壊れても長く使って元を取らないととなる。
高級なものを買うのは、時計や買い替えを気にしない製品でないと
ちょっとお金を出すのは怖いね。