ドラクエと言えばファミコン時代から絶対的なソフトとして
今の大人たちには当然の認識だろう。
ファミコン時代に1234と出て、スーパーファミコンでは
56と出た。何度も書いていると思うが、7は突然PS1へ移った。
これが永くPS時代の始まりとなる。
ファミコン時代には、容量が小さすぎてドット絵をうまく表現
することで主役のキャラと認識させ、謎解きをしながら大ボスを
倒す。そんなゲーム性が国民的に認識されたのが3からだと思う。
いわゆる3部作と呼ばれた123はロトシリーズと呼ばれ、
4は一本のソフトに5章も分かれて主役を育て上げ、最後に皆で
一緒に戦うという壮大なストーリーへと進化する。
一番最初に思ったのが、なぜドラクエは、王国の兵士が参加せずに
勇者一人でボスと戦わされるのかという事(笑)
数が多ければ多いほど、魔王を倒しやすいのにたった一人で旅をして
魔王を倒すという罰ゲーム的な要素。
先ほども書いたが、1は容量が少なくて恐らくこれが限界だった
のだろう。2では3人、3では主要キャラは一人であと3人は自分で
作成して旅をする。
4で一気に8人になりますが、戦闘は4人となり、戦闘中に
任意で交代するか、全滅して残りの4人が全員飛び出す仕組みだ。
この4からストーリーを重視するドラマが売りになります。
5は家族物、6はパラレルワールドなど、ドラクエの新作が出る度に
欲しくなるものでした。
PS1へ移行して初めての7は、CDが3枚?だったと思う。
途中で入れ替えて物語が続行する仕組みに、どれだけ容量がある
物語なのか想像もつきませんでした。
勇者という概念が初めてないドラクエで、後の89も勇者の存在しない
ドラクエだけどドラクエじゃない感じはありました。石板をはめて
別の世界に行くときは、元の世界か過去の世界か段々混乱していきます。
流れが理解できたのに行きたい場所を忘れて四苦八苦しました。
これが、DSバージョンで復活した時にかなり楽になりました。
カセットを刺したまま一度も交換しないで物語が進められたので、
時代の進化に驚いたものです。
これを現代風にリメイクするらしく、話題となっております。
ですが、リメイク作品が必要なのは123までで、後はちゃんときれいに
仕上げられているのでリメイクしなくてもいいなあとは思っています。
12が今年の秋にやっと出るのですから、最新作Ⅻに注力して欲しいなあと
願わずにはいられません。
それにおいらたちが若い頃に楽しんだものを今の若い人が同じように
楽しいと思うのかも疑問ですよね。もっと、短期で作れる新しいシリーズを
開発して長く育てて欲しいなあとも思います。
意外にもこの時代でも宇宙をテーマにした作品って少ない感じがします。
宇宙戦艦ヤマト位かな、銀河をいくつも超えて旅をした作品は。
ガンダムでさえ、地球と月の周りから離れられないし、せいぜい木星に
研修に行くくらいでしょ?
現代の宇宙や天体の知識ってかなり進んでいるのではないでしょうか。
発想をもっと遠くに飛ばして作品を作って驚かせてほしいな。