昭和の時代からお金を稼いで物を買うという当たり前の感覚が
平成、令和を経て変わりつつある。
xboxいうゲームハードは日本のゲーム業界ではあまり受け入れ
られなかった。原因はいくつかあると思うが、おいら的に言えば、
洋ゲーのようなリアルキャラクターが、日本人のゆるキャラ
好きに合わないせいだと思う。そして、せっかく面白そうな
タイトルを見つけてもパッケージ版が売っていなかったなどの
売り方の違いもあるだろう。
そんなXboxだが、最近はゲームパスというものを展開して、
ソフトを買わなくても一定の期間遊び放題と言うシステムを
売りにしている。このゲームが遊びたいと一般的には、一つの
ゲームを擁護してどっちが面白いというのを知らずに競っていた
昭和のゲーム小僧。ファミコン時代から沢山のタイトルがあっても
お小遣いで買えるものが限定されるからだ。
それが今では、一か月定額でメニューにあるゲームすべてを遊べる
というのが売りのようだ。そんなことができるのか不思議だが、
社会的に普及しているものの多くにサブスクが出てきた。
ネットフリックスのような動画を好きなだけ見れるサービスや
車もローンよりも安く借りられるサービス、または好きな時間だけ
簡単にレンタルできるサービスなど、探せばいっぱいあると思う。
この感覚は、借り物文化で生きることが新しい世代に普及しつつある
ことだ。スマホも1年レンタル、2年レンタルといった通信費のみに
お金をかけて本体は大事に使って返品する。大事に使える人だったら
いいけどね。
レンタルして返すという仕組みの原点に似ているのが、プレイランド。
全国の大型スーパーなどにある子供の遊び場がそれに該当する。
家では絶対に揃えられない、大型の遊び道具や数限りない
アトラクション要素の遊具などを時間いっぱい好きなだけ遊べる。
子供は貪欲に自分の遊びたい遊具に何度も挑戦するが、やがて大人に
なると興味がなくなる。後片付けも手入れも必要ない、遊びたい
時だけの遊具がプレイランドだ。
人間は悪く言えば固執し、素直に言えば愛着を持って物を所有する。
いずれにしても大人になるほど、自分のものを持ちたいと思う。
一生にうちに家を建てたいとか、車は大型車に乗りたいとか。
プレステは現在のグラフィックボードなどの機器の高騰を諸に受け、
本体の値段をゲーム機ならざる領域に引き上げた。XBOXは日本に
おいては本体の売り上げがほとんどなく撤退に近い状態だが、
ゲームパスというサービスで、ある程度の動作が出来る機器であれば
すべてがXBOXになるというようなサービス展開に切り替えつつある。
そのサービスをPSにまで提供しようとしているらしく、純粋に
ゲーム機として存続できそうなのは、高額なPCかスイッチ系という
段階まで来ている感じだ。周回遅れのスペックでもゲーム性を追求した
スイッチが、次期ハードでオーバースペックなPS5と違い、扱いやすい
PS4レベルまで到達するらしい。あとは、おいらのように清水の
舞台から飛び降りてゲーミングPCを買う勢が少しとなるわけだ。
いずれ、おいらは多くのゲームをしたいとは思うが、一か月に何作も
手が出せるほどの時間はない。よって、大人であるおいらにゲームの
サブスクは合わない。それと、2年間使った後こそ、スマホの良さが
味わえるので、返品するサービスも合わない。
アニメは大好きなので、ありとあらゆるものを見たいのでネット
フリックスとABEMAはちょくちょく見ている感じかな。
このように今では自分に合ったサブスクが選べるので、他人の趣味を
とやかく言うことはない。ただ物質的な面では所有欲を満たすために
レンタルではなく一括で買取が好きだ。ネットで使う金額はそれを
ほぼ無料で見れる状態か、円盤を買い集めるのが不可能なものに対して
何度も見て脳内再生を図るくらいかな(笑)