物を買ったら必ず時間の経過で壊れていく。メイドインジャパンは
それでも壊れにくいことで有名で、海外製と比べても長期で安心して
使えることが売りだ。
20数年前に、あまりにも壊れない日本製のものが突然壊れたり、
壊れた後に火災を引き起こす原因となるために、物には寿命がある
事を周知させた。そして今では、もう使われていないような期間の
古いものでもリコールという形で回収を始めた。
海外製品に比べて販売後のアフターサービスが充実しているので
メイドインジャパンや日本の会社が企画した製品は多少高くても
欲しいなと思うようになる。
それでも最近の電子機器は基盤に問題が起きるとどこが壊れているか
わからず全交換か部品交換を行うが修理は不可能となった。
そこからもう使い捨ての文化が進みごみ問題と一緒に問題となった。
最近はまた分別して回収する様になったが、大きなごみが捨てられ
なくなった。リサイクル対象じゃないものが切り捨てられて、じゃあ
どこに捨てればいいのかわからないものもある。
車は、多くの問題が出る箇所はリコールで部品交換を無償でして
もらえるが、家電の冷蔵庫、洗濯機、乾燥機などは修理など不可能で
買い替えすることになる。大型TVなどももう見てもらえないので
買い替えすることで使いまわしている感じ。
そしてゲーム機もかなりシビアなようだ。おいらはかつてPS4の
HDMIのソケットを壊してしまったが修理してもらったことがある。
3DSもボタンが外れて修理に出したが受け付けてもらって直った。
問題となっているのがスイッチのコントローラーが壊れやすいことと
修理するには新しいのを買ったほうが安くつくので、自分でキットを
買って直すか、ちょっと高いが修理するかになる。
そしてPS5の周辺機器が1年間の保証が切れると有償でも修理をして
もらえないということらしい。コントローラーの一部やPSポータルと
いった高価なものもそうらしい。PSポータルは本体にゲーム機能が
ないディスプレーとコントローラーが一体化したような端末だ。
PS5と通信してPS5のゲームが遊べるものだが、コントローラーが
一体化しているので壊れる確率が高い。それが修理不可になるのだ。
おいらはコントローラーが壊れるのは当たり前だと思っているので
取り外せないスイッチライトは買わなかった。修理してもらえるとは
思うが、修理中ゲームが全くできないからだ。コントローラーが
別売りならとりあえず買い直して、自分で修理するなり、修理依頼を
まとめて送ったほうが割安だと思う。だからコントローラーのついた
本体が売られているほうが当然壊れるのだから修理を受け付けない
時点でアウトだ。PSPでも結構アナログパッドがおかしくなるので
警戒していたが、新しい機器は大丈夫なのか様子を見ていたが、
さらに酷くなったらしい。買い替えできる価格か、修理して
もらえるかがこの周辺機器の最大のポイントだ。それが修理不可と
いうのだから必ず壊れることを知っていて良しとするか、諦めるか
買わないかだ。今回のPSポータルは1年の保証があるがそれ以降は
有償でも修理しないということであれば、1年経って多くの
ユーザーが同じ症状で一般の修理屋さんに依頼している状況から
みると、欠陥であって明らかに車で言うところのリコール対象だ。
本体と一緒になって取り外せない構造なのだからスイッチの
コントローラーと違って外して修理に出せないのだからメーカーは
壊れる構造理由を解明して次の出荷製品までに改良版なりを
出さないといけないと思う。初期不良は新製品の人柱があって
初めて製品の弱点を知ることになるが、それをそのまま放置すれば
次は買ってもらえないだろうし、信用がなくなるだろう。
物を買う側もとにかく新製品を買って喜びをかみしめたい人もいる
だろうし、おいらのように初期ロットの不具合を見極めて次の
ロットか最終ロットを買うという人もいるだろう。
ソニーは最近悪い意味で目立っているので、このまま放置すれば
アンチソニーが増え、日本で売れなくなるよ。
製品の良さと思い切りはいいが、保証がないのと、値段が高すぎる
のではまあそそのうちにと買い控えされるよ。