先日、体を動かすカルチャーの忘年会に参加してきました。
13人くらいで席は3つに分かれていた。
バス時間に合わせると開始時間に遅れるので、徒歩で
ゆっくり会場に向かったが、それでも45分前に着いた。
会場周りの店で時間を潰していたが限界。30分前だが
席に着かせてもらった。上座を開けて端っこに座ったら
早めの人が数人来てそこで一席満席。会が始まる頃には
一番奥の仲間とは顔も見えないほどの距離だったが、
2次会に行けば話せると思っていた。結局、2次会へ行く
人はいなくて先生と友人の三人でラーメン食べて帰ったけど。
どうも1次会の一番奥の席では介護の話が盛り上がっていた
らしい。親が子供にどちらさんですか?と言われた時に
どう対応するかも。
おいらも去年お袋を旅立たせたので少しは介護を経験した。
そんなお袋も時に時間を遡った記憶が出てくるようで、
幼少期の自分の家と離れの家を思い出したらしい。
半世紀も前にお袋の両親も他界したはずなのに生きているか
死んでいるか分からなくなり、お袋自身寝たきりなのに
実家に帰らないといけないと思っているらしい。でも動けない
ので離れで休んでいることになっているらしい。
でも孫のことは覚えているようで会話は成立している。
そろそろ帰らないとねとか言っているが、まあいいじゃん、
ここで休んでなよと家族で言うと、そうか、いいかな?しょうが
ないもんねと返してくる。
おいらの事を甥っ子だと思っていた事もあり、今はおいらを
誰だと思って会話しているのか考えると寂しい。
飲み会に来ている仲間もかなり永い人もいるので、そろそろ
そういう事案も出て来るよと盛り上がっていたらしい。
今日は子供の休みの日で嫁さんの実家に皆で行きたがっている。
嫁さんのお義父さんが先日会いに行った時に孫と二人だったので
弁当を渡して帰ってきた。お義母さんから今日来たのおいらたち
だよね?と確認するので不思議に思って聞いたら今日誰が
来たのかお義父さんが覚えていなかったという事だ。
わざわざ、車が出るのを見送って手を振っていたのだが、
誰だと思って手を振っていたのか。おいらがお袋に忘れられたと
思うと怖くてしょうがないので、嫁さんに大丈夫か聞くと、
色々な動画を見てどう対処するか頭に入れたと言っていた。
自分のダメージをかわす最大限の防御だ。
いつか来る別れにおののきながら皆で会いに行ってみようと思う。