今日は秋田は曇り空。
気温は、車の温度計で25度から27度の変化有り。
それでも蒸し暑いので冷房を24度にして走り出す。
子供の休みで、いつもは勝手に行動しているが
今日は唐松神社へ行きたいとの事だった。
唐松神社は大仙市という所にあり、嫁さんが神社巡りで
既に詣でているので2回目となる。
入り口が難しいのでヤフーナビで検索してある。
ルートは一般道のみの無料の道。
しかし、出だしから変であった。通り慣れた道に対し、
わざわざ遠回りする道を選択し、小道に入って大通りに戻る
という不可解なナビをしてきた。おまけに一本道でしか
ないのに高速に乗せようとするし、ナビが高速に乗った
気分で案内をするなど、いきなりエラーかよと思った。
そして、ちょっとぞっとする話を思い出した。
数か月前、お袋の納骨式で父の弟夫婦を招待した時に
聞いた話。奥さんの弟さんが北海道に在住でご夫婦で
遊びに行ったらいつもと雰囲気の違う弟さんが現れ、
カーナビを基に五稜郭へ向かったそうだ。ところが、
運転も荒く、見慣れない道を走り、気づくと外人墓地の
近くに来ていたそうだ。気持ち悪いなあと思っていたら
突然大きな一本の松の木に激突して救急車で運ばれたそうだ。
横浜の外人墓地は観光名所だが、北海道の外人墓地は何かと
曰くがあるらしい。その時のナビも変な反応をしていたらしい。
一人で怖い事を思い出しながら唐松神社へは無事辿り着いた。
荘厳な杉の並木道に中央に赤い鳥居が建つ。
鳥居の奥を目指し歩いていく。手を洗い身を清めて本殿へと
歩いていく途中に、道のわきに色々なお堂が立っている。
そのお堂へ一つ一つ挨拶していると、嫁さんがきゃああと
大声で叫んだ。大きめの蜂が周りをぐるぐるして怖がっていた。
蜂が怖いのはわかるが、その驚きのボリューム落せよと(笑)
蜂を怖がって先に進む子供と嫁さんの後を蜂が追っていくのが
見えた。騒ぐから追跡されるんだよ。とうとう耐えられなく
なって子供と嫁さんが鳥居まで戻って逃げた。
すると今度は何もしていないおいらに蜂が執拗に絡んできた。
おいらも耐えられず、目の前に本殿があるのに鳥居まで戻って
しまった(笑)
えーーー、何でお参りさせてくれてくれないの。きっと神の使い
だと思うその蜂が、お参りを何らかの理由で拒否したようだ。
残念だが、神様が来るなというので、本殿の横の道にある
もう一つの殿に向かった。そこは大きな池の中に祭られていて
唐松神社と言えば、実はこちらがメインの気もする。
殿の後ろに3つの石が祭られていて右が男が参拝し、左は女が
参拝する。真ん中は願い事を叶える大きな玉のような石である。
そこにはちゃんとお参りが出来た。池の中では立派に育った鯉が
悠々と泳いでいる。この神社だけは他ではあまり見ない形式で
とても清々しい気を纏っていた。
昼食を取っていなかったので、協和の道の駅で食べて帰る。
芝生の公園が広々としていて、そのベンチに座った二人に
丁度そこで休んでいたトンボを捕まえて、腕にピタッと触った。
うげえええとびっくりした子供が数メートル走って逃げた(笑)
嫁さんにもやったら二人して怒ってきた(笑)
蜂じゃないんだからトンボごときでぎゃあぎゃあ騒ぐなと思う。
トンボは直ぐに逃がした。
平日だが子供の会社が休みだったのと久々の人間の生きるに
ふさわしい気温だったのでゆっくりとした。
帰ってきてなんかすごく疲れて夕食まで寝た(笑)