軽と言えば軽トラ。そのコンパクトなボディーとは似合わないほどの
農家で活躍する様、またお仕事車としても最強を誇り、田んぼの
あぜ道でも難なく走るという。
アメリカなどの外国でも25年落ちの軽トラが輸入されているらしく、
広大な自宅の中でちょっとしたアイテムになっているらしい。
二人乗りのスペースも椅子が直角だったり、ペラペラの座面シートなど
快適さは皆無。それでも人気なところが何でも積める荷台の広さだろう。
普通車では絶対載せられない長い寸法の物やバイク、自転車、冷蔵庫
何でもござれという荷台の広さ。秋田では、べニア板を立てて
雪を載せて川へ捨てに行くことにも使われています。
そんな夢のような荷物を載せることが出来る軽トラですが、時間が経てば
荷台にゴミや砂、水などの汚れが溜まって鉄板が腐っていきます。
これを防ぐには小まめに洗うか、最初から鉄板にこれらが付かないように
保護する必要があります。
一般的には、ゴム系のマットを敷いて荷台にホロをかぶせます。
大抵はこれだけでかなり汚れを防げますが、永く使う人にとって荷台は
広いがセキュリティーの問題が発生して、どうしても荷物を盗まれない
ように加工しだします。荷台の一部に鍵付きのBOXを置いたり、荷台自体を
プラスティックのカバーで覆う造りを施したりします。
そして最終的にはアルミのパイプなどでテントのような構造物を作って
雨風にも強い荷台を作るのです。
でもこれをすると軽トラでなくていいんじゃない?黙って軽バン買えば
こんな面倒な加工しなくてもいいよね?って話になります。
そう、折角の高さが生かせる荷台や長さを活かせる荷台がバン型になって
軽トラの良さが消えます。
多分おいらも軽トラを買ったら最後はそこに行きつくのではと思います。
すると、二人しか乗れない軽トラの良い面が消え、軽バンだったらいざと
いう時は4人乗れるので軽トラである必要性が無くなります。
では、今流行りのシェル型の箱を載せたり下ろしたりと出来る仕様に
すればどうか?車中泊をするのがメインならこれもOKだと思う。
車検の時に外して後は乗せておけば、何時でも快適な車中泊が出来る。
これも候補にはあったが、下すときがかなり面倒で何度もやれるかなと思う。
シェル型をDIYした人も多いが結局手放すことになる。もっと便利に
もっと快適にと使ううちに限りなく改造したくなるらしい。
おいらが一番現実的だと思ったのは、車の屋根などに乗せて使うテント。
これを軽トラに乗せて必要な所で展開すればいいのではと。
何処かの動画でこれをけん引免許不要の荷台に乗せてジムニー等で
牽引してキャンプするのを見た。牽引免許不要というが、エンジンの
付いていない牽引する荷台には税金がかかる。これが登録したり
する割に何回使うかわからないというデメリットがあった。
最近法律が変わって軽トラの荷台に両サイドと後ろのスペースが
それぞれ1割はみ出しても良いという事になったらしい。
これを使って車載用のテントの大きさが荷台に乗れば、場所も手間も
かからないと思う。
まあ、これが可能ならば、ジムニーや普通車の屋根に乗せてテントで
寛げると思うし、可能性は広がる。
ジムニーの場合は車高が高いのでテントを展開していない場合でも
2m未満の高さにしないと色々通れる場所、駐車スペースが限られて
くるが。
こうしてどこにお金を出せば何に乗り換えても環境が維持できるのか
いつも空想して楽しんでいる。