かつてフリーテルという格安SIMが売り出した雷神というスマホがあった。
まだ、IPHONEが登場したばかりの頃でスマホという分野が広がりを
見せつつあった頃だ。
日本の大手家電メーカーのスマホが全く使い物にならなかった時、
フリーテルという会社は多種多様なスマホを世に送り出していた。
その中においらがロマンを感じたのが雷神というスマホ。
大きさは今の大き目なスマホと変わらないくらいの大きさで、その頃
既に5000mAhのバッテリーを搭載していた。そして当時はGPSが
海外の物を利用していたのに対し、日本で打ち上げたばかりのみちびきが
利用できるという代物だった。当時はバッテリーが1000mAh位が
主流だったのに化け物級のバッテリーだった。スマホの電池持ちが
一日から一日半くらいの時代に3日は持つというスマホは現在のスマホに
やっと叶えられた技術だ。おいらは雷神を大事に扱ってスマホ生活を満喫する
はずだった。突然充電が不能となる。理由は、充電端子が折れ曲がって
ケーブルが繋げなくなったのだ。先にも言った通りおいらは大事に扱って
きた。今使っているスマホも壊れたものはほとんどない。
それなのに壊れた。すぐにフリーテルに連絡したが、修理は高額になると
返答された。実はフリーテルはこの頃、会社でごたごたがあって名前は残ったが
全く別の会社に吸収されそれまでの栄光が途絶えた。
端子一つ交換位で済むと思ったが、もうそれにさえ対応する体力がなかった
のかも。見た目は新品状態で充電の効かなくなった雷神は眠りについた。
あれから何年経ったのだろうか。他社の技術が3000mAhから4000mAhへ
あがり、ついに5000mAhが普通に売られる時代になった。
昔のようにバッテリーが酷使される環境でなく、労わりながら使うようになった。
おいらのAQUOSsense8は5000mAhだが、使ったり放置したりで2日は
60%を維持している。充電は5日に1回かな。50%を下回ったら
90%まで充電する。無理に100%にしようとすると99から100へ
上がる時にとても苦しそうだ。
時間が無くて放置した場合、100%になっちゃうこともあるけど、基本は
1時間くらい充電してやめる。おいらにとってアンドロイド14となった
AQUOSsense8はこれからの5年を共にする相棒だ。
対して、親父殿にあげたR3は元々フラグシップだった。ドコモの通信代が
高かったのでWIFIで使う運用がメインでスマホとしては不遇の時を過ごした。
それを今になってやっとスマホらしく親父殿に運用してもらっている。
既に3GB以上使っている。残り6GBとか言う数字を見たのは初めてで
うまい具合に機器が渡ったと思う。