季節は夏かな。古いオープンカーに乗りながら旅をするシーン。

 

最近の車の流行は車中泊が出来るボックスカーの中、

 

古いオープンカーでしかも外車なんて今時じゃない。

 

でもなんか自分が好きな車は古くてもボロくても気に

 

入っていれば最高なんだなと思うシーン。

 

車好きとしては流行りを負うよりも自分らしさを追いかけたい。

 

たまにそんな気持ちがよみがえる。

 

愛車と呼ぶその車には時間の制約がある。永く乗れば車の寿命が

 

短くなるし、パーツ交換でもいずれ全てを交換しなければ

 

いつかは壊れる。だが一番はその車に対する愛情が消える事。

 

どんな言葉で大事にしてもいつかは新しいものへと気持ちが移る。

 

その時点で愛車と呼べなくなる。業の深さよ。

 

この何時迄もと思った心が永遠ではなく、人生の極わずかな時間

 

しか保てない。人間の永遠なんて感情は100年単位で変わってしまう。

 

でもその短い時間でも大切にすることが重要ではないかと思う。

 

短い時間でも圧縮して大切な時間を過ごすことが自分を形作りそう。

 

おいらにとって車はその時代を生きた証。その車と共に時間が刻まれ

 

思い出が刷り込まれる。それが良い思い出でもそうでない思いでも。