我が家では自営業の為、家族全員で旅行する機会がない。
おいらが子供の頃は親の仕事が喫茶店とかだった時代は
旅行に行けたが、宿泊業になってからは誰かは留守番となる。
おいらの子供時代で最大の思い出は、家族三人で温泉旅行に
行ったこと。夏休みが多く、泊まったホテルの近くに虫を
探しに行ったことが楽しかった。後は、ホテル内のゲーセン
(笑)
長距離の旅行はお袋の実家がある千葉まで寝台列車に乗って
上野まで行き、親戚のおじさんに迎えに来てもらって千葉
入りする。上野から松戸まで結構距離があるが、お袋は
お嬢様気質で兄に迎えに来てもらっていたようである。
その寝台列車で普段は飲めないジュースを買ってもらい、
眠くなるまで夜景を見るのが好きだった。朝靄に日が昇って
上野には6時に着く。
こちらは春休みに行くことが多いので、雪深い秋田から
少し早めの春を感じることが出来た。
今では乗りたくても走っていない寝台列車。たまに臨時が
出ているようだが人気過ぎて買えない。
中学生から大人になるまでは飛行機をよく使っていたが、
羽田からモノレールに乗ってJRに乗り換えるのが面倒。
新幹線が通るようになってからは、秋田、盛岡で乗り換えが
要らなくなって便利になったので今は新幹線大好き。
それに飛行機がハイジャック防止のセキュリティーが厳しく
なって持ち込みダメな物が増えたり、ギリギリに行くと
乗れなかったりと逆算時間が多くなったので面倒だ。
毎日乗る物でもないのでたまに乗ると何てことのない
景色でもワクワクしてずっと見ていられる。それこそ、寝台
列車に乗っていた頃は、秋田から上野まで10時間くらい乗って
いたので、新幹線でもそれくらい乗っていられる。席も昔の
特急より広くリクライニングも出来るので快適だ。
故に今では秋田から京都まで乗り換えで新幹線に乗るように
なった。流石に時間合わせを間違えると待ち時間が大変だが。
朝一で出かけて京都にお昼過ぎには着く。考えられない時代だ。
仙台までは車でも行けるが、おいらはおっちょこちょいなので
高速道路は無理だと思う。事故に遭わないように一般道で
ゆっくり走り切れる距離が車を使う旅となる。
車で片道3時間で往復できるところがベスト。泊りもありだが。
だから高速を走る能力が必要な車は基本的に必要なく、敢えて
事故でも死なない事が一般車である必要性かな。
買い物には車は欠かせない。背の低い車だと荷物が乗らない
こともあるので軽トラにも憧れる。しかし軽トラ所有者の
ほとんどが荷台を加工して蓋をしている。荷台を錆びないように
ゴムのマットを引いているだけでは錆を防げないのだと思う。
そうすると、結局容量面積の大きく取れるバンやワゴンを買った
ほうが便利だと思う。
雨降りや快適に休みたい時はハイルーフのバンで寝転がった
ほうが荷台よりはるかに楽なのだろう。
4月に入って大分寒さが薄れた。これからの時季は旅の季節。
今年はどこに行こうか楽しみだ。祝日は皆が動くので平日に
行けるところまで行ってみたいな。気温一つで気分が変わるの
だから面白い。春でも夏でも温泉は旅の目標となる。