バブルを迎えた日本がどんどん悪化して現在も復活しきれていない。
かつて西洋の大国も少なからず経験した道だ。まあ、現在はアメリカ
中心の経済なので何をするのもアメリカあっての次の国益となる。
海外メーカーと協力して部品を一本化してコストダウンを図った現在の
経済だが、グローバルという名の元にどこかの国が揺らぐと部品一つ
調達するにも時間やお金が多くかかるようになってしまった。
その為、車産業が中心の日本は、トヨタがいくら売り上げが良くても
部品不足で車が作れなくなり、休業することが多くなった。
他社でも新車納車に何か月もかかったり、売れ筋の当てを間違うと
新型車の開発すらやりにくい世界になった。
何より、車はデカくなった。日本国内の道を走るには一回り大きい。
人気が軽自動車に移ったのは、軽自動車の規格が最大になっても
普通車より使い易く、税金がお得だからだ。同じくらいの1000CCと
比べてもホンダのNーBOXシリーズは室内の広さが半端ない。
それなら軽だしN-BOXで良いんじゃねとなるらしい。
ソニーもアメリカ市場をメインにした感じがあって、アメリカで
新型が発表され、価格もドルで決まってから日本円に直して
発表されるという、もう日本の企業とは思えない。
しかも円安で国内販売のゲーム機は、IPHONEのように爆発的に
値上がりしている。前は、日本円で幾らと決めて海外の価格も
それなりに決まっていたはず。
それでも有難がって買わなければいけない時代。おいらは、子供化
して任天堂一筋になってしまったが。
このように日本では日本らしくない状況で日本製の物を買う時代
となり、なんか寂しい。
ゲーム機に関してはもう大人になりなさいと言われているのだろう。
今更だが(笑)
車屋さんが海外の売れ行きで会社の経営が持っているという事で
日本市場は小さくなっているのだろう。おいらも自営業なので
昔と変わらぬ収入から見ると、軽自動車が最もコスパの良い車で
何回も買い替えできると思っている。
アメリカでも軽自動車の存在はかなり注目されているが、それも
25年前の技術で作られたものだ。25年経っても軽自動車でさえ、
壊れないという日本製は日本人の精神が宿っているのかもしれない。