3.11から防災の事を深く考え色々防災用品を用意してきた。
今回の雨で線状降水帯でもないのに雨が一定時間降り続いて
秋田市も多くの場所が床上浸水してしまった。
今回おいらの住んでいる川尻地区はこの洪水からギリギリ
耐え抜いた。数年前からの地下に防水の設備が何カ所か工事され
排水が行き届いたためと思われる。この設備がうまく起動したか
どうかの違いで川に近い地域でありながら耐え抜けた。
だが、子供の職場にあたる広面地区はまだ新しい街で、何十年も
街づくりされた地域と違い排水の設備が追いついていなかった
とも聞く。この排水の仕組みの導入如何で街は洪水を逃れる
ことが出来るようだ。今回の洪水で最も役に立ったのがネット
だった。ヤフーニュースではすぐに新しい記事が更新され、
避難マップの色分けがはっきりとわかりやすかった。
おいらの地域は危険ではあるが低レベルで、それ以外は赤や
紫、黒といった色分けがされ、拡大すると細かい地域が地図で
確認できた。NHKではニュースもやっていたが、秋田にある
民放3社のうちどこだったかは普通に番組を放送していた。
テロップを画面の上下か左右のいずれに配置して警報内容を
映すこともない放送局があったのだ。
今回はパソコンでヤフーから定点カメラで現状を見れる
サービスもあって実際に行かなくても大体の感じが分かった。
ヤフーの災害アプリはしきりに避難を知らせるアラートが
鳴ったがその地域でなかったので自宅待機していた。
アラート音が大きすぎると心臓に悪いので小さく設定して
いたのだが、中には最大音量に切り替わって心臓に悪かった。
そして携帯電話回線全てに非常用のサイレンが鳴った。
これも爆音で、ミサイルが発射された時と同じ音だった。
何度も言うがその地域から離れていたのに爆音で2回鳴った。
マジで心臓が飛び出しそうだった。危険なのはわかるが
ちゃんとチェックしているのである程度の音量を考えて欲しい。
と言っても耳が遠い親父殿は気づかなかった。耳の遠い人には
効果がなかった。スマホの画面を赤く点滅させるとか
別の方法を考えてもいいかもしれない。
NHKが裁判で勝ち得た携帯電話を持っているだけでも受信料が
発生するといった判決のせいで、携帯電話にワンセグが搭載
されなくなった。でもワンセグが無くても全く必要なくなった。
NHKが携帯電話でTVを見る人からも何としてもお金を取ろう
として勝ったが、結局誰も見なくなっても都合が悪くなかった。
ワンセグを開発した人たちの努力を利権で潰してしまっただけ
だった。
3.11以降、ネットは重要な役割へと進化し、逆にTVは一部の
趣味趣向の人だけのものになった。もしくは、ネットが出来ない
年配者か。
おいらは時々思う。あのままNHKが携帯電話のワンセグに固執
しなければ、BS放送を受信できるワンセグへ進化していたかも
しれないと。そうすれば衛星放送と衛星携帯の進化が始まり
災害時にも強い携帯電話が開発されていたんじゃないかと。