ここ秋田市は昨日から警戒するように言われていた。

 

大雨である。これにより、川が氾濫し街中の至る所で

 

洪水が発生。秋田市の昔からの市街地は排水が徹底

 

されており、ほとんど被害がないが、駅裏でこの20年で

 

開発が進んだ場所はひどい状態だった。

 

子供が首のぎっくり腰みたいなのを昨日発症して、

 

病院で診てもらい、その際に迎えに行った。

 

なので今日は会社まで送って調子が良ければ自分で

 

会社に停めた車で帰って来るはずだった。

 

突然警報が持っている携帯全部から爆音で鳴り響き、

 

何事が起きたか判断できないでいた。

 

やっと警報が止まって一つのスマホを見ると、近くの

 

川が氾濫したらしい。それと同時に子供から電話が来て

 

会社の周辺が水浸しになったので会社が休みとなると。

 

迎えに行ったらいいのか、自走して帰って来るのか様子を

 

伺うと、迎えに来て欲しい感じだった。子供の会社と

 

自宅には氾濫したと思われる川が通っている。万が一

 

地下道が水浸しになっていたら他の道を探すしかなかったが

 

子供の話だとその道は大丈夫だが他がだめらしい。

 

そこでジムニーの登場だ。インチアップされている(何インチか

 

知らない)ので普通のジムニーよりも悪路に強い。

 

万が一小川のような道があっても通れるだろうと思って

 

子供を迎えに出かけた。

 

先に書いたように地下道までの道は全く水がはけて問題はない。

 

ところが地下道を登って1つ目の信号で左側にかなり冠水した

 

感じとなって前の車が水を跳ね上げていた。歩道に向かって水を

 

跳ね上げていたのでひどい運転だと思い、右側にかなりよけて

 

前の車の後ろに着いた。信号の向こう側に見えたのが、水をかき

 

分けて進む車の集団がこちら側に向かっている風景だった。

 

信号を渡った瞬間に洪水と化した道が現れた。冗談かと思った。

 

こっちの道は全く水がないのに急に信号の向こうだけ洪水になって

 

一般車は半分水に浸かっているように見えた。

 

通行止めにしているわけではないが、一般車はその水の中に入れずに

 

近くの駐車場に入ってUターンしようとしている。おいらのような

 

SUVの車だけ水の中を進んでいくが、船が水をかき分けるように

 

ボンネット周り全てから水が弾かれていく。

 

進む方向の向こうにはほとんど車が走れなくなっている。おいらの

 

ジムニーも水をかき分けてはいるが本当にエンジンが止まらないか

 

心配なくらいの水量だった。対向車にわずかにジムニーも見えた。

 

子供の会社に着くと周りは一面の水浸しで、会社が少しだけ高い

 

位置にあって水は上がっていない。会社の方に挨拶をして子供を

 

ジムニーに乗せて帰宅することにした。道路はやはり水が高く

 

ジムニーのインチアップした分だけ水が車体に浸水せず、水を

 

弾き飛ばして進んでいった。周りの一般の家への細道も水が

 

上がっているように見えた。そして地下道へ戻ってくるとやはり

 

不思議でここから先は先ほどと別世界で水が道路になかった。

 

来年以降は向こう側も治水工事で排水をしっかりしないと

 

被害が収まらないだろうなと思った。

 

秋田市の旭川が何年ぶりだろうか、水面と道路が同じくらいの

 

高さまで水位が上がっていて、水が怖いおいらには気絶しそうな感じだ。

 

明日が一番やばいって言ってたけど、今日この段階で警報が鳴っている

 

時点でかなりやばいんだけど。