おいら根っからの車好きである。
子供の頃にスーパーカーがやってきて親父殿と
見に行ったこともある。写真を撮ってと言ったのに
残った写真を見ると車の脇のお姉ちゃんしか
撮っていないくそ親父にマジで頭にきたものだ。
スーパーカーの絵葉書買ってもらった気がするが
友達に出したりして残らなかった気がする。ちょっと
もったいなかったかな。
おいらの中でスーパーカーと言えば完成された美
である。それを自分の変な趣味でカスタムするなんて
考えられない。
ところが日本のスポーツカーは改造することが
当たり前で、元の販売されたスタイルで残っている
なんてほとんどない状態だ。
おいらはそういった買った車をカスタムする方
ではない。買った状態を何年も輝いた状態で維持する
方法を求めて磨き方を研究した。
そうして今も乗用車だけどスポーツタイプを大切に
乗っている。今まで買った車は皆そうしてきた。
でもいつかはZやスープラといったスポーツカーを
買ってみたいとずっと思ってきた。一番買い易い
時期がゴーンが復活させたZ33だった。これが
300万円台でスポーツカーとしては破格だった。
ただ、初期でエンジンが3600CCもあって税金が
とんでもなく高くつくことから維持できないと判断。
これ以降2000CCが出るのではと思っていたが
結局出ることは無く買わなかった。エンジン車が
最後かもと噂された2020年以降新型Zの登場が待たれた。
最後のエンジンとしての車であるZが出たらローンで
買おうかと目論んでいた。ところが発表されたZは300万円
どころか700万円まで跳ね上がっていた。これではもう
一般人が手を出せるはずがない。しかも歴代Zで一番 ? な
スタイルだった。顔が間抜けた感じでカスタムしないと
これは格好悪いと思った。S30を現代版にしたデザインだと
言っていたが、吸気口の顔で言う口の部分が(*´Д`*)みたいな
形で締まりがない。買えない金額で無理しても買いたいと
思わないデザインで、しかも動画を見たら設計に関わった
ドライバーが会社から配給されてすぐにカスタムするとか
言っていた。販売段階で完成されたスタイルなのにほとんど
乗らずにカスタム宣言するって、それは現状に納得してない
ってことですよね?そんなもの700万で販売するんじゃない
と思って中古でもスポーツーカーは止めました。
カスタムすることは悪い事じゃないけど、新車でいきなり
カスタムするという事はその車が自分に合わないから合うように
作り変えるという事でいきなり始める事ではないと思う。
ジムニーは最初からカスタマイズするキットが準備されて
いるのでメーカーオプションで色々変更できるし、山行くために
車高上げたりとかする人もいるけど、スポーツカーでいきなり
ショック変えたりエンジン弄ったりと確かにドライバーだろうけど
700万もかけて作った車の性能がそんなものなのかと買う気が
失せる。200万のジムニーだっていきなり改造を始める人は
極わずかだろう。自分の愛車のメンテナンスのために部品交換
するならわかるが、新品で何の異常もないものをいきなり交換って
意味が分からない。
ジムニーと言えば、オフロードを走り回って遊ぶと思う。
そこで転がった車体がボコボコになって悲鳴を上げながらも
楽しむ人は多いらしい。だがあまりにも壊れて手が付けられず
廃車寸前になる場合もある。それをわざわざ買ってきて一から修理して
楽しむ猛者がいるらしい。しかも自分の愛車を売ってまで。
車好きも色々いるが、カスタム、レストアするのが楽しくて
完成したら飽きてしまう事もありそうだ。
おいら的にはどんな時も動く状態で不具合があったらちょっとずつ
直すのが車いじりだと思っている。修理する期間が長くて乗る事より
弄っている時間が長いと車って感じがしなくなる。
まあ、何事もほどほどが一番。