車が生活に必要不可欠なように日本では車を輸出して経済の
基盤が成り立っていると言っても過言でない。
車がイギリスで販売された時は一部の貴族のようなお金持ちしか
持てなかった。お金持ちが一度買ってしまうと車は売れない。
また買ってもらうためにいろいろ工夫したことだろう。
ドイツも車を大衆に普及させるべく作られたのがフォルクスワーゲン。
ビートルの名で知られるカブトムシのような恰好から愛された。
これが登場したのが何とヒトラーの時代だと聞いて驚く。
日本でカローラがトヨタから出て、国民大衆車にしようと
全く違う形の物もカローラの括りになっているのが納得いかないが、
100万円で買えるエントリーモデルだった。今では3ナンバーで
200万を超える高級車になってしまったが。
大手の車メーカーにそろそろと近づいて敵にならないように
運営してきた軽自動車メーカーが生み出したのが、アルトとミラ。
45万円で買えるとか何をどうやって作っているか不思議な低価格。
今でも100万円しないモデルが存在する。そして今では100万で
買える新車と言えば、軽トラや軽バンといった軽自動車である。
お仕事で一人一台は必要な絶対的存在。色々仕事用に工夫されて
いるのに100万円で買えるなんて。メーカーの利益はほとんど
ないらしく、メーカーの維持と強い意志で作られているらしい。
そして我らがオフロードの王者、ジムニー。
元々ホープ自動車というところで作られていたものを先見の明で
権利を購入して今のジムニーへと発展させた。
オフロードの王者と言えば、中近東の気の荒い人たちのご用達である
ランクル事ランドクルーザーも大人気だが、これは4000CCもの
エンジンで燃費はあまりよくなく、維持費が年々上がっていくので
一般人には敷居が高い。ただ30万キロ走っても壊れない凄い車だ。
ジムニーは軽規格なので10800円の税金で済む。燃費はランクル
ほどではないが良くない。ただ、走破性がよくどこでも軽快に走れる。
ジムニーの入れない所は車重から見て入れる車は居ないとまで
言われている。
そして車の値段が庶民向きだ。200万と乗用車より高いが、パーツの
豊富さはスポーツカーと為を貼れる。
ノーマルでもある程度の悪路も床下が高いので問題なく走れ、
改造すれば泥沼や岩山でも走れるようです。通常は後ろのタイヤを
回すFR車ですが、路面の状態が悪い時は4WDとして安心して走れます。
更に急な勾配の上り下りはゆっくり走れるように4WDのLOWが
備わっています。
2018年から出た今の型をJB64と言い、普通車規格のジムニーを
JB74シエラと言いますが、このモデルのスタイルが大人気だった
JA11に似た四角い形で丸目のライトが受け、注文から納車まで
1年から1年半かかると言います。
ジムニーが燃費基準が古く、他の燃費の良い車をたくさん売らないと
二酸化炭素の問題で一気に市場に出せないとも言われています。
おいらもこの新型は欲しかったですが、ジムニーが欲しいと思ったのが
この前の型JB23型が良かったので手に入れるならこちらでもいいなあ
と思ってます。
ジムニー人気の再燃でJA11型やJA22型など旧型の車が再認識され、
レストアされることも多いようだ。だがおいらは自分で直せないので
手入れを最初から要求されるこれら旧型車は敷居が高い。
しかし愛好家が多いのも事実なのでおいら的にはジムニーは国民車だと
認識している。古くなっても古臭いと罵られない良い車の一台だと思う。