震災から一年、昨日はテレビも特集の番組でした。

震災のあとの恕等の時間を思い出すと今でもため息が出ます。

仕事は丁度リニューアルの年で、その年度初めを迎えようとしていて

色々なシステム面でも不安があったところに

とまる流通、配達が出来ない

入るはずの物資が、被災しすべて失われ

計画停電で工場も我が社も開店休業状態

お客様からは

西日本または中部地方の自分の地域は関係ないのにモノが来ない

東北の方からも私の街には宅配便は動いている

などなど怒鳴られる毎日

計画停電も、止まるときととまらない時があり全く予定が立たない・・・。

同じように停電予定が組まれていてもとまらない時間があるのに

なぜかいじめのように我が家の電気は止まっていたっけ。

ウチがとなるのはいい、

だからとめる予定の時間はみんな止めろよと

ひがんだりもした。

地域では電池が売り切れてどうにもならず、真っ暗な中で、

石油ストーブの明かりを頼りにした数時間、

被災地のことを考えれば数時間の寒さや暗さなんて何でもないと布団に包まって寝た。

九州の親戚からの救援物質（電池とろうそく）がうれしかった。

原発・・・。

実は私はこの脅威に以前より関心が深かった・・・。

というのも昔からSFの物語が好きで、そういう災害が起こるというモノが多かった。

空から核エネルギーを積んだものが落ちるというシーンがあったりする。

それが想定外として描かれる。

持っている以上最悪のシナリオを書くのが本来の政治なのだろうけど

思惑と違うことは多いのだろうと思っていた・・・。

原子力関係の本も読んだし詳しくあれこれ見ていたけど私は何も出来ないから・・・。

震災後、多くの方はワシワシとそれを読んだり調べたりしていたけど

それでどうしたのだろう？

何かを始めた人はいたのだろうか？

単なるブームのように終わってはいないか。

そんな風に思ったりもする。

これからの一年は今より良くなれ、

見通しが付くようになれ

そんな風に思うばかりです。

一年目