母なるガンガー | संस्कृतसागर サンスクリット・サーガラ(サンスクリット語の海)埼玉在住サンスクリット語講師

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世界で一番難解と言われる古代インドのサンスクリット語。ヨーガ、アーユル・ヴェーダ、インド思想、インド占星術etc.インド文化に関心を持つ人へ、サンスクリット語の視点を中心に様々な言葉の由来や正書法、雑学について

先週のサンスクリット語のクラスのとき
インド帰りのサンスクリット語の生徒さんから
お土産を頂きました。


ナタラージャ(踊るシヴァ神)のTシャツ
お香
ガンジス川の水(日本で瓶に詰め替えたそうです)
ヒンディー語の新聞

ありがとうございます。
お香もとても好きな香りでした。
そして、ガンガーの水が透明でビックリしました。
全体像で見ると茶色いのに。

こういうことって社会のなかでもよくありますよね。
集団だと嫌な印象だけどひとりひとり付き合うと良い人、とか。

私がバラナシに行ったのはずいぶん前で、
そのときは本格的にサンスクリット語を学ぶ前でしたから
濁った川の色に怯んでしまい、
足首までしか入れませんでした😓

今ならちゃんと沐浴したい。

家族には
「死んだら遺灰(一部でも)をガンジス川に流してね」と言ってますが、
半分本気、半分冗談。
ガチなヒンドゥー教徒ではない私が
形だけ真似するのは滑稽な気もするし、
インドまで行ってもらえるかどうかわからないし、
遺言で縛るのも悪いかなと思ってしまう。

でも、やっぱりインドに縁をもった人間にとってガンガーは憧れですよ。

日本では、墓を守る、といった価値観のために
人生を縛られたり苦悩が生じたりする人もいますし、
「私はお墓はいらないや」
という思いはインド思想の影響を受けて中学生くらいのときからありました。


あ、オマケで頂いた新聞にもちょっとビックリしたのですが、
政治の話や聖地や宗教の話など真面目な内容の紙面をめくっていくと
最終ページに男性の活力アップのためのアダルトな広告がありました😓

(スポーツ新聞みたいなのじゃなくて一般紙だと思います)

聖も性も同時にあるところがさすがインドです。