昨日は聖地प्रयागःプラヤーガ(現在のアラハバード)で行なわれる
कुम्भमेलाクンブメーラ(クンバメーラー)という沐浴祭の
ドキュメンタリー番組の話をしましたが、
最近読んだ聖地巡礼の本がとても面白かった。
以前、वाराणसी バラナシ(ヴァーラーナスィー)のガートで
गङ्गा ガンジス川(ガンガー)に足下だけ入ったことはありますが
いつかहिमालयः ヒマラヤ(ヒマーラヤ)や
ガンガーの源流に行きたい!とふつふつ願望が沸いてきました。
この本の中では、シヴァ神の住まうकैलासःカイラース山(カイラーサ)の巡礼ルート、
ガンジス川の源流域を含んだ巡礼ルート、
バラナシの108の寺院をまわる巡礼祭、
など、インド定番の聖地、定番の巡礼ルートが
実際の体験をもとに紹介されています。
私がカイラースの巡礼に行くなら絶対に羽毛のシュラフ(寝袋)は持って行こう
とか、
自分が巡るならこのルートがいいな、
とか、
想像しているだけでワクワクします。
こういうのを読んだとき、
自分がその場に行ったかのように感情移入できるのは
前世で行ったことがあるからかな?
なんて想像するのもロマンがありますよね(^^;)
行く日のために体力つけておかないと。
自分の足で過酷な道を歩いてたどり着いたときの感動は
ひとしおでしょう。
ガンジス源流域四大聖地を巡るツアーなんてのもあるようですが
見たら金額がかなりのものですね。
http://www.saiyu.co.jp/itinerary/new/GDIN25/index.html
仏教遺跡のツアーなら手ごろなのに。
かつて貧乏バックパッカーだったので
ツアー代で数十万もかけるのは躊躇してしまいます。
でも16日間のツアーだから、このくらいは仕方ないのかな。
この本は普通の巡礼記や旅行記としてだけではなく、
インド学の研究者である著者ならではの深い知識が随所に見られ、
神話や聖地に関する由来を原典から紐解いているので
記述内容にも信頼がおけるし、読み応えがありました。